さて、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻した。
もう直ぐメリルリンチが吸収合併され、その次はAIGだというもっぱらの噂です。
詳しくはこちら
もちろん、これは皆折り込み済みなはずです。
今年から来年にかけて、世界の金融はがらっと変わるのが、前から決まっているのです。
12年に一回システム変更してるのは、歴史を調べれば明らかです。
前回はアジア通貨危機、その前はプラザ合意、その前は貨幣における金(ゴールド)の後ろ盾が無くなりましたね。
現在行われている詐欺の実体はこちらの過去記事をどうぞ
以下引用
サブプライム関連で、メリルリンチの損失が年間4兆円。
シティーグループが6兆円の損失と出ているが。
BusinessWeek誌によると典型的な例が米メリルリンチ(MER)の前CEOスタンレー・オニール氏だ。住宅ローン問題がたたって第3四半期に22億4000万ドルの損失を計上した後、退任に追い込まれた最初のCEOである。歴代5位の1億6100万ドルというオニール氏の巨額退職パッケージには驚かされる
仮に本日のレート(1ドル=107円)で計算してみると、172億2700万円!!である。
年間4兆円の損失を計上しながら、172億余の退職金を貰う人間て一体なんだ?と思いませんか?
一方、一年間で6兆円の損失を産み出したシティグループ
米シティグループ(C)のチャールズ・プリンス前CEOは、任期中のお粗末な成績にもかかわらず1260万ドルのボーナスを受け取った。退職パッケージと合わせると4000万ドル以上。
はい、6兆円損しても40億以上のサラリーを受け取るんですね。
新自由主義の能力主義って何ですか?
なんで年間4兆円も6兆円も損して、何十億とか何百億のサラリーが貰えるのですか??
それは能力なのかな??
意味が分りません。
結局、あらゆる経済の理論だの何だのっていうのは、結局後付けに過ぎず、ごく限られた人(世界中の中のほんの数百人)が、その実績いかんに関わらず、巨額のマネーを抱え込んでいる状況が浮かび上がります。
中略
さて、もうそろそろ、ヘッジファンドの時代が終了しようとしています。
世界は12年ごとにシステムチェンジをしています。
たぶん、プレイヤーはほとんど変わらずに、名前が変わって別の詐欺で世界は回るのでしょう。
資金が右から左に移動してるだけなんです。
大元は変わりません。
以上、引用終わり
リーマンブラザースは、アメリカの大手投資銀行で、アメリカ中央銀行=連邦準備制度が誕生した当初からの主要株主でもある。日本だと、ホリエモンのフジテレビ買収を背後で操っていたことで有名な投資銀行ですね。
参考
Eustace Mullinsらは1914年におけるニューヨーク連銀の株主であった金融機関は次の通りと主張している。
1 ロスチャイルド銀行・ロンドン
2 ロスチャイルド銀行・ベルリン
3 ラザール・フレール・パリ
4 イスラエル・モーゼス・シフ銀行・イタリア
5 ウォーバーグ銀行・アムステルダム
6 ウォーバーグ銀行・ハンブルク
7 リーマン・ブラザーズ・ニューヨーク
8 クーン・ローブ銀行・ニューヨーク
9 ゴールドマン・サックス・ニューヨーク
10 チェース・マンハッタン銀行・ニューヨーク
以上wikipedia
資本金
224億90百万ドル
(2007年11月30日現在)
売上高
590億03百万ドル(2007年度)
総資産
6,910億63百万ドル(約72兆5600億円)
(2007年11月30日現在)
従業員数
28,556人(2007年11月30日現在)
さて、総資産72兆円の会社が潰れるっていうことがよく理解出来ないのだが、ようするに『名前が変わるだけ』っていう風に理解して良いのでしょうか??
やはり、リーマン・ブラザーズを見るときは、“グループ全体”を見るべきでしょう。そしてその“グループ”は、とんでもない人脈によって構成されているということですね。これは、米国にあるただの金融会社ではなく、米仏英を中心とする金融財閥グループだということです。
さて、日本の首相が変わった件ですが、このことと重要な関わりがあるのではないか?と睨んでます。
つまり、上司が変わるので様子見ということですね。
そういう所は、抜け目無いのは、サラリーマン体質の日本政府ということでしょうか。
リーマンブラザースは破綻しましたが、我々のサラリーマンブラザースは大丈夫なのでしょうか?