ツールドフランス、運命のタイムトライアル。
マイヨジョーヌの魔力が乗り移ったようです!
おめでとうカルロスサストレ!!
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もうこれで、よほどのアクシデントが無い限り、カルロス・サストレの優勝は決まりだが、これはチームCSCの総合的な勝利だろう。
『一人がチームの為に、チームが一人の為に。』
自転車は個人で走るもの。
でも、レースは集団で、チームで行われる。
その駆け引きが、個人スポーツでありながら、チームスポーツであるという、独自の性格を持つ自転車という競技の最大の魅力だ。
自身もツールを制したビャルヌ・リース監督の采配が冴え渡った、そしてその采配に見事に応えた選手達が居た。
それが今年のツールだった。
それにしても、今年のステファン・シューマッハー(ドイツ、ゲロルシュタイナー)の走りはスゴかった。
二つの個人タイムトライアルを完全制覇しただけでなく、山岳でも平坦でも、あの圧倒的な逃げと仕掛けを繰り返しながらの、ステージ優勝。
ただものではない。
来シーズンの本命になるかもしれない能力を秘めている。
そのうち、シューマッハーといえば、自転車と言われる日が来るかもしれない。
スポーツの中で一番楽しみにしている種目の一つがツールドフランスだ。
思えば、様々なドラマがあった。
その魅力は、個人種目でありながら、チームプレーを必要とし、時には敵のチームの誰かと共同戦線をはってライバルを打ち負かしにいき、全員がライバルでありながら、、共通の達成感を有し同じ旅をする仲間であること。
しかも、スプリンター、オールラウンダー、山岳王と、得意種目が異なる人達が日替わりで活躍する3週間におよぶスポーツの中のスポーツ、それがツールだ。
きっと競技の中に人生を感じているんだと思うんだ。
限りなく続く困難や達成感。。
変わりゆくフランスの景色も楽しみだ。
日照りあれば嵐あり。
僕はツールがNHKで放送されていた頃からのファンなのだが、実に様々なドラマがあったなー。
ベルナールイノーが落車で顔面を血だらけにしながら連覇を成し遂げた80年代のツール。
スペインの国民的英雄インデュラインの超人的な走り。
スペインを旅していた時は、カフェに入ってツールの中継を見ながら、地元のおじさんと盛り上がったり。
生ツールを見た時は、永遠の山岳王リシャールヴィランクが総合でも準優勝を遂げた年だった。
デルガド、キャプッチ、ヴィランク。。山岳王達の猛烈なアタック。
パンターニの悲劇。
アシスト達の献身的な走り。
名傍役達。
スプリンター達の1000分の1秒の争い。
そして癌を克服した偉大なチャンピオン、アームストロングの有無を言わせぬ超人的な走り。
そして、カルロス・サストレ
もう直ぐパリに凱旋です。
今日、ゴールのシャンゼリゼは人垣に埋もれるでしょう。