東山魁夷とナチスドイツの続き
そんなドイツで、東山魁夷が影響を受けたのが、ルネッサンス以前の宗教画と、
ドイツを代表する画家ガスパー・ダヴィッド・フリードリッヒの作品だったわけです。
ルネッサンス以前の宗教画というのは平面的で木製のパネルに書かれており、ある意味日本画と似通っているとも言えるのです。
それらは共に、遠近法を用いていないため、空間表現というよりは、テクスチャー(表面)によって表現している。
シンボルやパターンや色で見せるのも同じだ。
その辺が、日本画家だった東山の何かを触発したのでしょう。
実際、日本人で、この前近代的な木製の宗教画にハマる人は結構居るみたいです。
アートディレクターの堀内誠一氏もそうだったようです(余談)
戦後、東山魁夷の芸術の第一歩を飾ったのが、名作
『残照』です。です。
この絵には、明らかにフリードリッヒの影響が見てとれます。
ちなみに、僕は東山魁夷の絵に影響を受けて、フリードリッヒという画家に憧れ、図版で見てさぞかしスゴいんだろうと期待に胸をふくらませ、ドイツまで見に行きました。
で、結論から言うと、フリードリヒは、期待ほどスゴくなかった。
東山魁夷の方がスゴかった(笑)
もちろん、ある程度はスゴいですよ、フリードリッヒ。期待ほどじゃなかっただけで。。
まあ、それはいいや。
で、
『残照』です。
ナチスドイツを体験し、無惨に焼け落ちた日本をこの目で見て、横浜生まれの東山魁夷が描いたのが、千葉の山々だったのです。
『国破れて山河あり』
何もかもを喪失してしまった彼の目には、故郷の山々と光が、暖かくも崇高に映ったのです。
この絵は、もう少しあとの
『道』と並んで、日本の戦後芸術を代表する傑作と言われています。
それは、戦争によって多くを消失して打ちひしがれた当時の多くの人にとって、その光景が、自分達の身に染み入る、そして、現状とこれからを祝福する絵画のように映ったからなのだと思います。
そして、
『道』です。
これは、「平坦では無い道、まだ舗装もされていない、若草が生い茂る道が、これからの日本を暗示している、道を示してくれるように感じた」という東山の言葉からも理解出来ます。
ちなみに、現代を代表する画家となった会田誠は、
女子高生(中学生?)のツインテール(ポニーテール二本の髪の毛)のあぜ道を、東山の
『道』とかけて、美術界を皮肉っているのですが、まあ、これが現実的な、日本の現代美術の現状を表しているので、面白い!と思うと同時に、なんとなく虚しいものを感じてしまうのは、僕だけではないかもしれません。
会田誠好きですけどね、ただ、これが日本を代表するのか。。。
してるよな。。
女子高生のあぜ道に続く道とは、一体どんな未来なのでしょうか??
児童ポルノ単純所持規制のような気もしますが。。
そういえば、既に児童ポルノ画像を勝手に保存するウイルスや、児童ポルノ単純所持を検知して関連機関に通報するウイルスが実在しているそうです。
まあ、そういう某組織に有利になるように作られたインチキな法律は、工作活動とセットで行われているわけです。
ちなみに、ネットに80万枚ともいわれる大量の違法児童ポルノ画像を流して逮捕された、東京あきる野市の小学校教師の父親は、元自衛隊の秘密情報組織出身で、警視庁公安部長、神奈川県警本部長、警察大学校校長を歴任し、覚醒剤関連で逮捕された人物です。
あれれ
で、そもそも、その画像は、どうやって入手したのかね?ってことですよ。。。
まあ、こういうこと書いていると、逮捕されちゃうかもしれないので、そうなったら、皆さん応援してくださいね☆
つづく