原発関連まとめ
今朝の朝日新聞に掲載されていたのだが、ほとんどの原発に化学消防車は存在しないそうだ。
そして、ほとんどの原発が、ちゃんとした自前の消火システムを持っていないと言う。
前にも述べたように、原発の事故というのは、国の安全保障に関わる重大な問題である。
内部で処理出来ずに、外部に頼るというのは、テロの危険も含めて考えなければならない真剣な問題だ。
それが全く成されていないことにオドロク。
それどころか、内部の消火体制がほとんど全く無い。
ようするに、全く何も考えていないに等しい。
それを、ただひたすら隠蔽してきたというのが、どうやら一番真実に近いようだ。
私達は甘かったのである。
東京電力に『一般常識』は通用しないのだ。
なにしろ、バケツで放射性物質を扱っていた会社なのだから、もっと早く気付くべきだったのだろう。
熱効率が三分の一以下のオール電化住宅を『エコ住宅』と呼ぶ、いんちき会社の言うことなのだから、もっと注意すべきだったのだ。
危険性を指摘していた人は大勢居たのだ。
私達は、もっと早く彼らに耳を傾けるべきだったのだ。
今回の地震では、東京電力の発表によると、「大地震が起き、数名の原発作業員が、放射能が漏れているかもしれない原発の消火を、配管が壊れてしまって、圧力が出ず、水がほとんど出ないホースを使って、わずか4人の職員が消火に当たろうとしたが、無理で、途方にくれていた」ということらしい。
しかも、変圧器の火災は油なので、いずれにせよホースの水で消すことは不可能なのだ。
全く話にならない。
そして、年に何回も起きているはずのマグニチュード6.8の地震が『想定外』で、耐震設計の2.5倍の揺れを記録した。
原発が設置されていた、頑丈なはずの岩盤は、実は頑丈でもなんでもなく、活断層の真上に有り、しかも盛り土を盛り上げて作っていたので、あちらこちらで地割れが起き、波打っていた。
しかも、その事実は政府の研究で明らかになっていたのにも関わらず、活断層では無いというレポートに置き換えて強引に計画を進めていたことも分った。
http://ccplus.exblog.jp/d2007-07-19
もう、唖然とする他ない。
原発の安全神話は神話ですらない。
ただのいんちきだ。
世界中の主要紙で、東京電力の隠蔽体質が叩かれている。
そして、IAEAの査察が原発に入ろうとしているのを、東電側は拒否しているという。(ロイター)
http://alcyone.seesaa.net/article/48763322.html
どうやら、現在、世界では、私達は北朝鮮と同類の扱われ方をしているようである。
しかし、この状態では、それも仕方のないことかもしれない。
今回地震が起きた新潟の海域は、石油探査のため、日本で最も地質調査の進んだ地域であるそうだ。
そこで、防げなかったことは、どの地域でも防ぐことは出来ないだろう。
嘘を暴かない限りは。。
そして、今回の地震が、実は、人間の余計な操作によって結果的に引き起こってしまったのではないかという説がある。
地球温暖化を防ぐために、二酸化炭素を地中に封じ込める実験をした結果、地震の誘発を招いてしまったのではないかというものだ。
以下 参照してください
http://www.asyura2.com/07/senkyo38/msg/731.html
新潟県のケースでは、「南長岡ガス田」の深さ5151メートルの井戸で、01年夏に1カ月にわたって950kg/cm2(指先に約1トン)の水圧破砕作業が行われ、昨年秋にも、別の井戸で再度実施された。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071931.html
☆地下1100mにCO2を封じ込める、国内外で実証プロジェクト (2003年4月9日の日経BP)
http://www.nikkeibp.co.jp/style/bizinno/eco/article20030409b.shtml
真偽のほどは分らない。
しかし、地球温暖化というものが、元々は原発利権の維持のために流されたプロパガンダであったということを考えると
詳しくは
http://ccplus.exblog.jp/d2007-07-14、私達は、地球温暖化という虚構話のために、自ら地震を起こし、自ら原発を壊し、自ら放射能を浴びて自滅するという、最も笑えない展開を導いていたことになる。
全ては、嘘から始まっている。
一つの嘘が、多数の嘘を発生させ、結果的に、嘘が産み出した災難がブーメランのように襲ってくるのだ。
『絶対な安全などというものは、絶対に存在しない。』
『カタチのあるものは必ず壊れる。』それは、平家物語の描く通りである。