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最近、NHK編成局の迫間崇ディレクター(46)を麻薬取締法違反(所持)容疑で逮捕へ というニュースがあったのだが。。 以下引用毎日新聞 NHKは24日、東京・渋谷のNHK放送センター編成局ソフト開発センターの男性ディレクター(46)が今月、ハワイに入国する際に違法な薬物を所持していたとして、現地当局に身柄を拘束されたと発表した。 警視庁渋谷署は自宅から麻薬が見つかったとして麻薬取締法違反(所持)容疑で逮捕状を取り、24日夜、捜査員をハワイに派遣した。 渋谷署と同局によると、ディレクターは今月10日を最後に出勤しておらず、NHKが「連絡が付かない」と署に相談。15日、署員が立ち会い自宅を調べたところ、本人は不在で麻薬が見つかったという。 NHKによると、このディレクターは海外のドキュメンタリーの日本語版の制作に携わっていた。重い持病があり休みがちだったという。 ttp://livedoor.blogimg.jp/newsfact/imgs/d/7/d794b77b.jpg ://mainichi.jp/select/jiken/news/20120225ddm041040020000c.html こういうニュースがあると、その人が何を作って、何の番組に関わっていたのか?必ず調べるようにしている。 海外のドキュメンタリーの日本語版の制作か、これは匂うぞ。。 で、 539 :本当にあった怖い名無し:2012/02/25(土) 14:52:16.51 ID:kVrvYUZa0 NHKディレクター、自宅で麻薬を隠し持っていた疑い強まる 警視庁、25日に逮捕へ ttp://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00217991.html ttp://www.fnn-news.com/news/jpg/bs201202251201_50.jpg >NHK編成局の迫間 崇ディレクター(46)は、2月10日、ハワイのホノルル国際空港で、 >合成麻薬の「LSD」などを所持して入国しようとしたところをハワイの捜査当局に逮捕された。 ttp://d.hatena.ne.jp/palop/20040707 >BS1『BSドキュメンタリー』「バグダッド出兵〜続・アーカンソー州兵 イラクへ」 >2004/7/4放送、60分、構成:迫間崇/遠藤長光、制作統括:片山純一/北川恵、 >共同制作:NHKエンタープライズ21/NHKエンタープライズアメリカ、制作・著作:NHK ttp://d.hatena.ne.jp/pongpongland/20040104 >■NHK/BSプライムタイム「バグダッドからのメッセージ・続イラクとアメリカの若者の対話」 >(取材:ジョン・アルバート 遠藤長光 PD:迫間崇 EP:片山純一 高井孝彰 制作:NEP america/NEP21) ttp://d.hatena.ne.jp/palop/20041220 >『NHKスペシャル』「イラク駐留〜アメリカ州兵部隊」 『NHKスペシャル』「イラク駐留〜アメリカ州兵部隊」を含むブックマーク >2004/12/18放送、約50分、取材・撮影:クレイグ・ルナウド/ブレント・ルナウド/ジョン・アルパート、 >構成:迫間崇/遠藤長光、制作統括:片山純一/北川恵、共同制作:NHKエンタープライズ/NHKエンタープライズアメリカ これは。。 ものすごく良質な番組作ってた人だ。 嵌められたな。。 ということで、管理人が以前、この人が作った番組について書いた記事を再掲載します。 以下引用 今日、NHKで「イラク、最前線で何が起きていたか」が放映されていたのを後半だけだけれど見た。 民放の番組の質がどうしようもないほど低下してきた昨今、面白い番組をやるのがほとんどNHKだけになってしまった(スポーツ中継は別にして)。とても残念なことだ。 この番組の非常に質の高い映像は、実はNHKが撮っているわけではなく、海外の撮影クルーの映像を使用したようだ。 その撮影クルーの中にジョンアルパートの名前を見つけた。 ジョンアルパートという人は、ビデオカメラの最初機にビデオに可能性を見いだし、インディペンデントの映像制作会社を立ち上げ、キューバ危機の時に、西側のジャーナリストとして初めてキューバの日常を撮影し、アメリカの世論をひっくり返すことによってキューバ危機を回避させた立役者である。 彼はその後もベトナムやスラムの問題など様々な映像でエミー賞を受賞するなど、アメリカを代表するジャーナリストだそうだ。 実は、彼の奥さんが日本人で、彼女が自伝を書いている。 津野敬子「ビデオで世界を変えよう」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421216X/qid%3D1103382109/250-4229031-0772205 この本はとても良い本なので、ぜひオススメしたい。 この本の中にとても印象的な一節がある。うろ覚えだが、引用したい。 キューバの映像を流すためのテレビ番組の話だ。 「我々は、我々と似たような考えの持ち主というよりはむしろ、我々と正反対の考え方を持った人達、アメリカの中南部に住む保守的な白人達が拒否反応を起こさないような『表現』を心掛けた。 このような人達が、彼ら(キューバの人達)が自分達と同じようなふつうに生活をしている人達だということを伝えるためにはそれが必要だったのだ。」 このことは、とても重要なことだと思う。 彼らの映像は、実際に世論の転換=危機の回避に役立った。 これは歴史的な事実だと思う。 自分達と違う立場の人達に納得してもらう映像や言葉を伝えること。 これこそが、紛争回避にもっとも必要なことなのかもしれない。 そう考える時に、巷で行われているような、北朝鮮バッシングやちょっと前のオウムバッシングなどが、果たして我々の生活の向上に何か役立ったのか?危機を回避するのに役立ったのか?というのはきちんと問われるべきだと思う。 僕は、それらが危機を深めていると感じている。(そのことについてはいずれ述べたいと思う) マイケルムーアの映像にしても、確かに面白いことは面白いが、それは結局、保守と革新の対立を深めただけに終わってしまったのではないだろうか?ということは、きちんと問われなければならないだろうと思う。 ジョンアルパートの問いは深い。 NHKで「イラク、最前線で何が起きていたか」の再放送をやっていたので、放送の前半部分を見ることが出来た。 やはり、かなり良質のドキュメンタリーだった。 まず、アーカンソー州立の軍(アメリカ中南部の地味な田舎の州の州立の軍隊)という目の付けどころがとてもよい。 アメリカ正規軍だと、見る側にどうしても好き嫌いの感情も入ってしまうし、第一、報道規制が多くて中立な報道が不可能だろう。 正規軍と別部隊の州軍に同行することによって始めて、地域の災害の時に出動するくらいだったごくふつうのアメリカの田舎の青年やおじさんが、イラク戦に招集され、戦争という現実に直面する。 その姿は圧倒的にリアルで、見るものの心を揺さぶる。 おそらく作者は、アメリカ中南部に住むごくふつうの保守的な白人層に向けて、この物語を語っている。 そして、その保守的な白人達(もちろんそれはブッシュ共和党を支持する人達だ)は、自分達のこととしてこの物語を見ることができるようになったような気がする。 マイケルムーアがいくらブッシュ反対派にとって面白い物語を語ったところで、この保守的な白人層はそれを見ることはないだろう。 けれど、この物語はその典型的アメリカ人にとって心に響く作品になったのではないか?と思う。 そして、それと同じくらい凄いことは、この映像をアメリカの敵側(アラブやアルカイダ及び反米、反ブッシュ)の人が見たとしても、やはり心揺さぶられるのではないだろうか?と思えるところだ。 私達が闘っていた相手はこのような人達で、このような場所でこのようなことを考え、悩み生きている、ふつうの愛すべき一人の人間に過ぎなかったことが、素直に分かると思うからだ。 僕はイラクの人達にもこの映像を見せたいと思う。 それでも彼らは彼らを殺せるだろうか? このような素晴らしいドキュメンタリーを企画制作(なんといっても300日にわたって軍に同行し、戦場の最前線で取材し続けるということは並大抵なことではないはずである。実際に戦闘に巻き込まれているわけだし)したジョンアルパートとスタッフ達に心からの謝辞を送ると共に、このような良質な番組を発掘し、放送したNHKの関係者にも心からのお礼を述べたい。 それと同時に、こういう良質な映像を世界のあらゆる人達に向けて放映していく努力が、やはり必要なのだろうと思う。 いくら良質な番組を制作しても、それを見ることが出来ないのならば、何も変わらないし、何も起きはしない。 そして良質な番組を見ることが出来なければ、良質な番組を作ることも出来なくなってしまうのだろうと思う。 ジャーナリズムが消えかかっているマスコミ大国日本で、ジャーナリズムの灯を守ろうとしている人達が少ないけれど、確実にいる。 最近、そのような自分達の目にふつうは見えない人達によって、自分達の生活は守られていたのだということに徐々にだけれど気づいてきた。 だから微力ながら自分もこの文章を書くことで、そのことを伝えていくことにした。 先日、NHKのBSで、アーカンソー州立軍のイラク派兵のドキュメントの完全版なのかな?を3回に分けて放送していたので録画しておいた。 骨折し、風邪をひいたおかげで(苦笑)まとまった時間が出来たので、これらの映像をじっくり見ることが出来た。 アーカンソー州立軍のドキュメンタリーは、去年NHK総合でも放映されており、そのことは以前の日記(12月19日と22日)にも書いたので参照してほしい。 今回は、その放送ではカットされた映像や、新しい映像も含めた、トータル2時間半のヴァージョンになっている。 制作はNHKエンタープライズとNHKアメリカの共同制作 撮影とインタビューは計3名である。 ジョンアルパートは自分でヴィデオを回しながらインタビューを行う方法をとっているそうなので、アーカンソーに居る人とイラクに居る人が共同でこの映像を制作しているのだろう。 発注者はNHKなので、アメリカの軍事的な同盟国の国民放送ということになる(国営放送ではなく国民放送であることに注意したい) 内容は以前にも書いたので、そちらも参照してもらいたいのだが、以前NHK総合で放映された短いヴァージョンと、こちらの長いヴァージョンの違いがとても興味深かったので、それについて書きたいと思う。 NHK総合で放送されたヴァージョンは、ドキュメンタリー映像として”とてもよく出来ていた”と思う。 そこには、新鮮な出来事があり、主人公達への感情移入があり、ドラマがあり、ある種のカタルシスがあったと思う。 正直な話、僕は感動してさえいた。 一方で、こちらの長いヴァージョンには、感情移入はあるが、カタルシスはない。 話に救いがないのだ。希望もないし出口があるのかどうか?も分らない。 ベトナム戦争に従軍したティムオブライエンの言葉を借りるなら、 「本当の戦争の話は全然教訓的ではない。それは人間の徳性を良い方に導かないし、高めもしない。 かくあるべしという行動規範を示唆したりもしない。 また、人がそれまでやってきた行いをやめさせたりするようなこともない。 もし、その話が終わったときに君の気分が高揚していたり、廃物の山の中からちょっとしたまっとうな部品を拾ったような気がしたりしたら、君はあいも変わらず繰り返されているひどい大嘘の犠牲者になっているのである。 そこにはまともなものなんてこれっぽっちも存在しないのだ。 そこには徳性のかけらもない。 どうも品性に欠ける話だなと思うようならそれは真実の戦争の話だ。」 ということになる。 ここでは、そのままなことが起きている。 戦争という体験は、ふつうの人々の生活を、精神を、身体を、決定的に損ねてしまう。 それまで努力して培ってきたモラルや人との関係や心の繋がり方や現実の生活は、実際の戦争の戦争の前では、木っ端みじんに砕け散ってしまう。 彼らは、武装勢力が隠れている可能性のある生け垣を撤去する時、水道管を破裂させてしまう。 「畜生、またイラク人に敵を増やしてしまった。」 「だって仕方がないだろう?アメリカ兵がどんどん犠牲になっているんだ。」 実際、アーカンソー州立軍は、その部隊4000人のうち300人余が死傷しているそうだ。 彼らの勤務地は、最も危険なバクダッド周辺のパトロールと復興支援活動である。 彼らは旧イラク軍の軍事工場の跡地で、大量の兵器が野ざらしになっているのを見て呆然とする。 敷地の金網は破られ、中にあった兵器の多くは武装勢力に渡っている。 「ジーザス!こんなことがあり得るのか?」 彼らは問う。 そして、夜、彼らの宿営地に砲弾が落ち、彼らの手や足や頭を吹っ飛ばしたのは、その爆弾だったことに気付くのだ。 彼らは地域の災害復興用だった1950年代製の装備で、科学技術の粋を集めた最先端の戦場の最前線で活動する。 廃材を集め、自分達の溶接した鉄の扉を取り付けた車で、防弾チョッキをドアにくくりつけたジープで、戦場を走り回る。 「色々な軍隊がいるけど、俺たちの装備が一番酷いよな、まったく恥ずかしいよ」 「州兵なら簡単に攻撃出来るって武装勢力に思われるんじゃないかな?」 案の定、彼らの車は故障し、ある時は武装勢力の攻撃で木っ端みじんになる。 故郷に一時帰国した兵士は言う。 「おまえらさ、こうして学校来て勉強出来るってのはな、幸せだぜ、なんでかって、イラクでは、どっからミサイルが飛んでくるか、どっから武装勢力に狙われるか、誰にも解らねえんだ、そんな中でみんな暮らしてるんだ。俺は慣れちまったけどな」 でも、多分高校生達がその意味を本当に理解することは、実際に戦場に行く事がない限りないだろう。 昨年の4月、ファルージャにある武装勢力との闘いで、イラク戦は第二章に突入したといって良いと思う。 アーカンソー州立軍の州兵4000人は、そのタイミングでイラクに派兵させられた。 それは、あらかじめの軍の決定事項なのだろう。 結果として、それ以来、アメリカ軍の死傷者は飛躍的に増えている。 なぜ、アメリカ軍はそのタイミングで1950年代のボロボロな装備の州兵を最前線に投入したのだろうか? なぜ、バクダッド陥落から1年以上もの間、旧イラク軍の軍事工場は野ざらしで放置させられていたのだろうか? 武装勢力に武器を持たせるため?まさか?? 昨年秋、米軍はファルージャの武装勢力を掃討するという目的で、市民を市内から追い出し、爆撃をしたが、市民を外に出してしまったら、武装勢力も外に出てしまうから、全然掃討にならないと思うのだけど、どういうことなんだろうか? と疑問に思った。 アブグレイブの刑務所で、イラク人人質が組織的に虐待され、それが写真に撮られ、リークされ、しかも、それが軍上層部に認められたのはどうしてなんだろうか? もし、そんなことがあったとして、なぜそれを写真撮影して、マスコミに流し、しかも上官が認めなければならないんだろう?? 話が全然わからないのだ。 なぜなら、これは戦争だからだ。 知られてはならない機密は隠蔽される。 しかし、知られてほしい機密ならば、話は別だろう。 もし、それが米軍の意向として、全てが作戦として行われたならば、答えは自ずから出てくると思う。 すなわち、米軍は、イラクに秩序を取り戻したいのでは無く、反米勢力を煽って暴動を起こさせ、イラク戦争を泥沼化させたいのではないだろうか? そして、その泥沼化するはずのイラクに派遣された『使い捨ての駒』として、アーカンソー州立軍のような、正規兵ではない州兵が存在するのではないだろうか?ということが考えられるのだ。 それはあまりにも救いようのない話である。 なぜアメリカはイラク戦争を泥沼化させたいのだろうか? 実は、僕は昨年の半ばくらいから原油、石油の先物の値段をずっとチェックしている。 すると、ものすごく興味深い値動きをしていることが分ったのだった。 原油先物の値段は、石油生産国のテロ攻撃に敏感に反応して上下を繰り返していたのだ。 昨年の春から秋にかけて、石油 原油の値段が過去最高の水準に達したのは記憶に新しいことだ。 なぜ、石油 原油の値段がこれほどまでに高騰したのか?というと、OPEC(石油輸出国機構)が石油の減産を発表した後に、イラク戦の状況が悪化し、ナイジェリアで政情不安が起こり、等、様々なことが絡み合って、投機筋が引き上げたという部分も、影で石油を買い支えた組織があったというのも、様々な要因が絡んで値段が上がったのだろう。 どういうわけか、普通ではあり得ないような価格になり、石油 原油の値段が下がりそうな場面になると、原油産出国でのテロや政治不安が起こり、その度、石油 原油の値段は上がったのだった。 そうして、かつてないほど石油 原油の値段は高くなった。 この、石油 原油の値段の高騰から、ブッシュ大統領を始めとするアメリカの共和党政権は、大統領選挙を闘う資金を軽く捻出していただろうことは想像に難くない。 2004年9月7日、北オセアチアの学校占拠事件が起きた1週間後、OPECは11月1日からの石油の増産に合意した。 なぜ11月1日なのか?? 11月2日に何があるのか考えてみれば分かる。 それはもちろん、アメリカ大統領選挙のある日だ。 このまま原油の値段が高値を維持しては、さすがにアメリカ経済に打撃を与える。 大統領選挙を考えれば先手はうってますということを示さないとまずいということだ。 通常石油関係国でテロなど政情不安があると原油の値段は、はね上がる。 けれど、なぜかこの北オセアチアの事件の時は値段が下がっている。 それは、OPECの合意があらかじめ分かっている人達が、原油の値上がりするはずのタイミングを狙って目立たないように大量に売りに入ったからだろう。 彼らは、原油の値上がりと共に、これから起きるであろう原油の値下がりによっても、莫大な資金を稼ぐのだ。 彼らとは、この茶番劇が分かっている人達。 ブッシュとその取り巻きの石油関係者、サウジアラビアとOPEC加盟国、ロシア政府関係者等等だ。 馬鹿げた話だけど、恐らくこの話は間違っていないだろう。 テロも戦争も、彼らには「折り込み済み」なのだ。 こんなバカなことって。。。 この辺の文章は、昨年の10月に書いたのであるが、その先を付け加えたい。 僕はこの時点では、このまま石油 原油の値段は、元の水準(それはなんと当時の価格の半分以下である)近くまで下がると予想していた。 しかし、ブッシュ大統領が選挙に勝ち、続投が決まり、ファルージャの掃討作戦が発表されると、僕は、そうはならないことに気付いたのだった。 もちろん、ここまで石油 原油の値段はある程度まで下がった。 しかし、アメリカの政策は、それ以上下げない政策であることが、ファルージャの掃討作戦から読み取れるのだった。 それは、表向きはイラクの秩序を回復し、イラク人による選挙を行うためという大義名分が付いてはいたが、実際のところ、全く意味のない掃討作戦だったのだ、イラク国民に怒りを与えるためという理由以外には。。 案の定、その後OPECは石油の減産に合意し、イラクの治安は悪化し、石油 原油の値段は再び最高値を更新しつつある。 僕は想像する、アメリカの南部、アーカンソーの片田舎で、七面鳥を飼って生活しているおじさんが、兵士になって、石油の値上げの茶番劇のために闘い、人を殺し、撃ち殺されるところを 茶番だと言うことはたやすい。 ブッシュ政権を批判することもたやすい。 しかし、私達の選んだ政府はその茶番劇を支持し、結果として、私達はその茶番劇を支持しているのも事実だ。 私達が今使っているコンピューターの電源、それは、あの七面鳥のおじさん達が死守している石油から出来ているかもしれない。 そこでは、柵は壊され、家は破壊され、生活は破壊され、命は破壊され、心は破壊され、石油は私達の元へ運ばれるのだ。 それは私達の現実である。 七面鳥のおじさんは、まだ死んではいない、そして、これから彼が殺すであろう人達もまだ死んではいない。 「本当の戦争の話というのはいつまでたってもきちんと終わりそうにないものだ、そのときも終わらないし、そのあとでもずっと終わらない。」 『本当の戦争の話をしよう』ティムオブライエン 以上、引用終わり なぜ今、この番組の制作者が逮捕されたのか? 考えてみたい。
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| 2012-03-05 07:27
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