
MILFOIL ORGANIC SWISS COTTON SUPIMA EXTRA THIN CREW NECK T / 7,875yen(7,500)
MILFOILのカットソーが入荷しました。
現在世界最高のオーガニックコットンと言われている、スイス紡績のスーピマ綿のシリーズですが、最後の在庫が入荷しました。
ラウンドネックの長袖とワンピースとカーディガンです。
次回からインド綿のシリーズに切り替わります。
インド綿も、かなり良くなってきたのですが、やはり、このスーピマのシリーズは特筆ものでした。
好きな人は、まとめて買っておくことをオススメします。
以下、以前の展示会の時の模様です
商品もそうなんだけど、デザイナーの井上さんの話が面白い。
詳しくは、もうすぐ始まるサイトの方に書くかもしれないけれど、生地を作る話。糸をどうやって織るか?ジャージーを丸のまま使うのか、切って使うのか、それをどういう風に染色するのか?
どうやってプレスをかけるのか?
そのやり方によって、同じ糸であっても、全く仕上がりの表情が違うと言う。
もちろん、糸が違うと、同じ方法をとっても全く違う。
試行錯誤の繰り返し。
「生地を作り始めて20年になるけれど、10年を過ぎたあたりから、ようやく、これはと思えるものが出来上がるようになった」そうだ。
でも、オーガニックをやり始めると、また全然違っていて、最初は、なんでこうなってしまうの?という連続だったらしい。
僕はバイヤーなので、ありとあらゆる商品、ピンからキリまで年間何万着も見て、良いのも悪いのも知っているので、井上さんの作るカットソーを見た時にピンと来たのです。
これは良い。本物だ。
その処理の仕方といい、生地の表情といい、色や風合いや手触りといい。。
そうしたら、それがスイス紡績のオーガニックのスーピマ綿だったのです。
そして、それを漂白しない生成りから染めている。
MILFOILのカットソーには、生地の厚さとかよれ具合とか、本物の匂いというか、説得力というか、そういうのが有る。
その後、様々話が発展していって、店開けるのが遅れたのだが(苦笑)井上さん、詳しいです。裏の裏の話とかよく知ってます!
オーガニックとかエコとか言ってる人って胡散臭い人が多いのだが(それらを環境詐欺と呼んでいる)井上さんは、「エコとか環境だからオーガニックをやっているというよりは、着心地ですね。」
そうですよね、なんか最近、環境とかエコとか、そういうの嘘くさくって。と僕。
たとえば美味しいレストランとかあるじゃないですか。
本当に美味しいもの作ろうとすると、結局素材に行き着いて、契約農家に栽培してもらって、納得いくものに仕上げるとオーガニックになっていったりする。
僕は、なんか地球の為とかよりも、その方が自然な気がします。美味しいし 笑
井上氏「僕の場合は、着ていて気持ちいいから、それをずっと着ていたいからやっている」とのこと。
着心地にこだわるなら、素材そのものを考えないとダメだし、カットを考えないとダメ。
だから、肩の構造には、本気で研究に研究を重ねたそうです。
マルタンマルジェラ、ラフシモンズ、クリステンセン
そういう一流のデザイナーがやっている事ってやっぱりスゴい。
日本人でカットソーやっている人って、みんなチャンピオンがどうとかっていう方向に走るけど、自分はずっとヨーロッパのデザイナーの服着てきたので、そういうのとは違う方向目指してるんですよ。
正直、(自分のところの服を除けば)インポートしか着る気にならない。
でも、そういうのはスゴく良いけど、高価過ぎて誰も買えない。
詳しい話はまた別の機会に譲るとして、Tシャツというのは、元々下着から始まっているのですが、欧州のデザイナーブランドでは、Tシャツというのは、ニットの一部として存在している。
だから、クオリティーもカットも素晴らしいけれど、それをTシャツと考えると、高価過ぎる。Tシャツ一枚3万円とかですよ!!
ニットとして考えればそうでもないのだけれど。
一方で、問屋に行けば、それこそ180円くらいからTシャツが売っているわけです。
一体全体どのような仕組みで180円で卸売り出来るのか?
綿花を栽培し、摘み取る作業から始まって、不純物を取り除き、紡績し、生地にして、織ってカットして縫製して、パッキングして船積みして、取引して仲買人が買って利益を取って、なおかつ180円ですよ!!
そういうのに猿のマークとかプリントして、裏原宿あたりで7000円とかで売りさばいてる人達は、ずいぶん儲かってるようですが、そりゃそうでしょう。
でも、賃金支払われているのか?土地無茶苦茶になっていないのか??って思ってしまいます。
でも、広告料払ってくれる、金払いの良い人って、そういう儲かってる人達だから、やっぱり宣伝されるわけだからさあ。どうなの??
で、アメリカ式のTシャツもヨーロッパ式のTシャツも知っている僕等には、その中間の、着心地も値段も環境破壊も考えられる優れた製品が作れるのではないか?それが、結局世界で闘う時の日本のデザイナーの武器になるんじゃないか?みたいな話をしました。
すり切れるまで着て、最後は寝間着にしてください。
ちなみに僕は、十数年前に買ったスーピマ綿のTシャツを、いまだに寝間着として愛用しています。ボロボロですが、止められません!!
どうせ生きているなら、その間気持ちの良い服を着るのか?そうじゃないのか??
肌に触れる部分に関して言えば、僕は前者を選びたいと思います。
たかがTシャツ、されどTシャツ。
肌に触れる部分というのは、究極に追求したい部分です。
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