さて、サッカーです。
展示会のため更新遅れていましたが、ロンドン五輪に向けて、最も大事だった闘い。何はともあれ、勝ち点3を取れたことは、大変大きいです。
それだけは間違いありません。
11月27日(日)19:20 / 会場:国立競技場
日本2−0シリア
濱田水輝(前半45分)、大津祐樹(後半41分)
アルスマ(後半30分)
GK
権田 修一1989.03.03187cm83kgFC東京
DF
比嘉 祐介1989.05.15168cm68kg流通経済大学
鈴木 大輔1990.01.29181cm78kgアルビレックス新潟
酒井 宏樹1990.04.12183cm70kg柏レイソル
濱田 水輝1990.05.18185cm80kg浦和レッズ
MF
山田 直輝1990.07.04166cm64kg浦和レッズ
(後半36分)→ 山崎 亮平1989.03.14171cm66kgジュビロ磐田
東 慶悟1990.07.20178cm69kg大宮アルディージャ
山口 螢1990.10.06173cm72kgセレッソ大阪
扇原 貴宏1991.10.05180cm71kgセレッソ大阪
FW
大津 祐樹1990.03.24180cm73kgメンヘングラッドバッハ(ドイツ)
(後半49分)→ 山本 康裕1989.10.29177cm76kgジュビロ磐田
大迫 勇也1990.05.18182cm70kg鹿島アントラーズ
(後半30分)→ 永井 謙佑1989.03.05177cm74kg名古屋グランパス
この試合に関して、関塚監督が試合後におっしゃってることが、まさにその通りだと思います。
会見はこちら。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201111280001-spnavi.html
試合としては、後五分五分の印象を受けました。
まず、相手のフォワードの選手は、とても危険だったということです。
そして、相手の守備組織も、比較的しっかりしていた。
特に、中盤での守備、そして、ゴール前のバイタルの守備は、かなり強かった。
シュートコースへのカバーが特に徹底されていた印象を受けました。
ただし、横の揺さぶりには弱かった。
ただ、その辺は、次回は修正してくるだけのインテリジェンスがある相手だという風に思いました。
一方、日本は、つまらないミスが多かったし、トラップやパス、シュートの精度など、技術的にも、もう一歩であったと思う。
この試合、ヒーローになったのは、フォワードの大津だが、ドイツに行ってから、当たりが格段に強くなり、運動量、スピード、がむしゃらさ、全て素晴らしかった。
岡崎と鈴木隆行を足して2で割ったような良い選手だと思う。
ただし、つまらないトラップミスやパスミスも多くて、技術的には、もっと上を目指してほしいと思う。
その技術的には、世界レベルにあるのが山田直輝選手で、この試合、日本のパスワークは機能しない部分が多かったが、山田が流動的に動いた部分では、幾度となく効果的な攻撃が出来ていた。
ただ、惜しむらくは、シュートを撃てる場面で、もっと正確なシュートをバシバシ撃った方が良いのではないか?ということだ。
山田選手には、イニエスタのようなタイプの才能があるので、是非がんばっていただきたい。
一つ気になっているのは、山田と永井が共存した場合にどうなるのか?ということを親善試合で確かめたいと思った。
山田が居るとポゼッションサッカーの要素が強く、永井が居るとカウンターサッカーの要素が強いと思うのだが、山田が居る場合でも永井が輝くのかどうか?確認してみたいと思う。
ディフェンスに関しては、相手に行き過ぎてしまい、あっさり交わされるシーンが目立った。
つまり、1対1で負けている部分が目立った。
これは、ディアゴナーレで、きちんともう一人がフォローするというカタチを取らないと、また失点するのではないか?と思った。
選手のバランスや交代に関しては、ちゃんと考えられていると思う。
たとえば、大迫と永井との交代もそうだし、永井を投入した後、山田と山崎を交代させているところもそうだ。
山崎は、一人で打開出来るドリブルを持っているし、同サイドの比嘉と非常にうまくコンビを組んでいる。
比嘉の守備上の弱点をうまくカバーしながら、比嘉の上がるスペースを作っているし、それに飛び込むのが、スピードのある永井と大津ということで、相手もやり辛かったと思う。
そんなわけで、なかなか難しい試合であったが、勝てて良かった。
ただ、連係その他、1対1の強さなど、もっともっと上げていかないと、本番では闘えないと思う。
その前に、シリアのアウェーが待っている。
ここは、U22の総力を結集して、もう一度、勝つために、あらゆる努力をしてもらいたいと思います。
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