サッカーファンのみなさま、ご無沙汰しております。
311地震以来、正直なところ、サッカーどころではありませんでした。
一応、事態がある程度落ち着いてきたようなので、久々にサッカー記事書きます。
今年最大の楽しみだった、日本代表の南米選手権辞退ということで、大変残念です。
日本代表は、世界のトップになるための本当に貴重な機会を逃してしまったと思います。
返す返す、残念でなりません。
そして、これは、ただ天災の為であったと言いきることが出来ないところに、余計なもどかしさを感じます。
というのも、今回の南米選手権辞退の顛末は、元々の日本サッカー界の抱える問題が、結果的に引き起こしたからです。
311地震の原発災害は、明らかに人災です。
福島第一原発は、欠陥品であることを隠して原発を運転し続けていた。
そして、地震や災害に対する対策も適切に行われていなかった。
しかも、反対した知事を罠にはめて国策逮捕してまで運転していた。
その結果として、今回の事態があるからです。
参考
311地震と福島第一原発事故は、どこまでが人為的なのか?
その福島原発を作るための見返りとして、Jリーグは、こともあろうか、Jビレッジの建設資金を東京電力から出してもらっています。
ようするに、Jリーグと福島原発というのは、ズブズブの関係なのです。
それだけではありません。
Jリーグ賭博totoの元締めである小野清子は、原発利権の代表である中曽根元首相が政界に連れてきた元スポーツ選手です。
その上、日本新興銀行の件で逮捕された木村 剛は、日本サッカーミュージアムアドバイザリーボード座長を勤めています。
ワールドカップが終わった頃には、日本新興銀行の話題を吹き飛ばすために、大韓航空機爆破事件の金賢姫が来日して、拉致被害者と対面なんてことまでしていました。
そして、拉致被害者の蓮池薫さんの兄の透さんは、なんと東京電力から出向した日本原燃のプルサーマル担当の人だったわけです。
大韓航空機爆破事件の金賢姫(キム・ヒョンヒ)何しに来たの??も参考に
かつて東海村JCOの事故や高速増殖炉もんじゅの事故の話題を吹き飛ばしたのは、北朝鮮による拉致事件だったのです。その影に隠れて、原発やプルサーマル計画、危険な核燃料サイクルは進んでいきました。
TPP・セシウム除去剤・プルトニウム・拉致問題
原子力発電とJリーグ、日本サッカー協会というのは、深く繋がっています。
昔、こんなこともありました。
ベトナム戦争で米軍がラオス・ヴェトナムに4800万リットルの枯れ葉剤撒いた時に、枯れ葉剤作っていたモンサント社と共同の三菱モンサント化成という企業があったのですが、三菱化成の社長は、日本サッカー協会の副会長だったそうです。
日本初のエイズ患者が誕生し、C型肝炎が大量発生し、帝銀事件の平沢貞通死刑囚や、731部隊を米軍に引き込んだマレー・サンダースが息を引き取り、国鉄が解体し、カネミ油症事件や水俣病の判決が行われる最中、
そんな三菱化成の社長が経団連の会長になって、先物取引きを導入し、湾岸戦争の時に行政改革したのか。なるほどねえ。
誰のためで何のための行政改革なんだろうね。
参考
モンサント 三菱化成 枯れ葉剤という生物化学兵器
現在の日本経団連の会長は、住友化成の会長ですが、その住友化成と福島第一原発を設計したGEは、なんと共同で、放射性物質セシウムの体外除去剤を昨年の10月末に認可させています。
そして経団連副会長は、 清水正孝 東京電力社長
このクスリ、アメリカは既に備蓄済みで、今後は世界中に備蓄する予定だとか。
なんで、このタイミングで都合よく彼らが作った原発が壊れたのでしょう??
311地震の4ヶ月前に日本初の放射性セシウム体内除去剤が認可されてた件も参考に
実は、私達がワールドカップサッカーに熱狂している最中に、福島第一原発の全電源喪失という事態が起きていたのです。
その事実を、私達は、ほとんど知らされていなかった。
そして、昨年の福島第一原発の全電源喪失は、原因が分らなかったそうだ。
私達は、サッカーの熱狂によって、ある意味、操られていたとも言えそうである。
当ブログは、一環して、日本のサッカーが強くなり、やがて世界のトップで闘えるための提言をし続けてきました。
サッカー日本代表は、その通り、正しい道を歩み続け、強くなってきたと思います。
先日のチャリティーマッチの3-4-3にしても、ガンバ大阪がACLでやった3-4-3にしても、日本人の特徴を上手く活かせるシステムだったと思います。
日本代表が目指しているサッカーは、間違っていない。
けれども、日本サッカー界が置かれた状況はどうでしょう??
当ブログは、正直言って、Jリーグが再開したからと言って、素直に地元を盛り上げるために一つになろう。みたいな話に付いていけません。
それは、今回の事態に、日本サッカー界が深く関わっているからだ。
まず、日本サッカー界は、この事態に対し、原発で住む場所を追われたり、仕事を無くしたり、不安な思いで過ごしている全ての人々に謝罪すべきであり、日本サッカー界の膿みを出し、サッカーによる幸福と、支援によって、彼らに償うべきであると強く思う。
私達は、サッカーを愛するが故に、この日本サッカー界を変えていかなくてはならないと思う。
かつて、私達の議論が日本代表のサッカーを変えていったように。
当ブログが新潟県中越沖地震における柏崎狩羽原発事故について詳しく報じていた頃、当ブログのアクセス数は、わずか150人ほどだった。
誰の目にも明らかだった原発の危険性と、原発の防御システムの不備に人々は全くの無関心だったのだ。
柏崎刈羽原発の地盤に関する決定的なレポート
原発事故のオドロクべき実態 まとめ
当ブログが、岡田ジャパンやザックジャパンの記事を書いて、ワールドカップやアジアカップの活躍を伝えた時、そのアクセス数は数十倍に増えた。
そしてそれは、皆でサッカーがもたらす幸福を共有出来たと強く思っている。
数ヶ月サッカー記事を書いていなかった今も、同じくらいのアクセスがある。
サッカーと同じくらい、人々は原発の怖さを知り、世界の理不尽さを知ったのだと思う。
間違った道を歩むことの危険性を皆で議論し、変えていくことが出来ない限り、この国に未来は無いと思う。
だから、サッカーに対する熱情と同じように、私達は、これらの問題を考えていかないといけないと思う。
そして何の懸念も無しに、素直にサッカーを心の底から楽しめる時が再び来るように願います。
そして、この国をなんとかしていきましょう。
地震・原発関連 過去記事リンク集
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