遂に夢の決勝が実現へ!!ワールドカップ南アフリカ大会 準決勝 スペイン対ドイツ
スペイン勝利!!
いやあ、考えられる限り、最高の組み合わせとなった決勝戦となりましたね。
それでは準決勝、なぜスペインは勝てたのでしょうか??
振り返りましょう。
まず、ドイツのミュラーが出場停止だった事が大きかった。
一方、スペインは不調のエース、フェルナンドトーレスを外したことが大きかったと思う。
スペインのスタメンは
ビジャ
ペドロ シャビ イニエスタ
ブスケツ シャビアロンソ
カプデビラ ピケ プジョル セルヒオラモス
カシージャス
ご覧のようにビジャ、シャビ、イニエスタ、ペドロの前線全てがバルセロナ
そして ブスケツ ピケ プジョルのセンターラインもバルセロナ
カブデビラ セルヒオラモス カシージャスがレアルマドリー
監督もレアル
ということで、さしずめバルサ×レアル連合軍という趣きになった。
おそらくこれは、チームの機能性を重視した為と、185センチのトーレスを入れたとしても
ドイツには高さでは敵わない。(メルテザッカーの身長はなんと198センチ!!)
ならばスピードのあるビジャと、バルサの3人のテクニックでなんとかしよう。
そして、シャビアロンソ ブスケツの190センチ近い守備的MFで、ドイツの司令塔であるエジルを完全に封じ込めるという意図の込められた布陣であったと思う。
そして、これは機能した。
一方のドイツ
クローゼ
ポドルスキー エジル トロホウスキ
ケディラ シュバインシュタイガー
ボアテング フリードリヒ メルテザッカー ラーム
ノイアー
となった。
大活躍しているバイエルンの若手ミュラーが累積警告で出場不可。
替わりにはトロホウスキが出場したが、ミュラーの居ない穴は正直なところ大き過ぎた。
というのも、スペインは、ドイツのカウンターをとにかく警戒していた。
そこで、基点となるクローゼとエジルの2人をガチガチにマークした。
そして、ポドルスキーのサイドを攻めたのである。
ドイツの4バックというのはとても特徴的で、左サイドのボアテングは192センチという巨漢。で、右サイドのラームは170センチ
というわけで、ラームのスピードと機能性、ボアテングのフィジカルと高さを活かした闘い方をする。
3センターバックに近い布陣である。
スペインとすれば、シャビが居れば、シュバインシュタイガーは守備に追われるのは眼に見えているわけで、あとはエジルとクローゼは2人ずつでガチガチにする。
基点がなければラームは上がることが出来ない。
そして怖いのは当然左サイドのポドルスキーであるわけで、ポドルスキーに仕事をさせない為にポドルスキーのサイドをイニエスタとセルヒオラモスのコンビで再三攻撃したのでした。
で、おそらくドイツ的には後半カウンターで撃沈しようとする意図があったと思うのだが、その前にポドルスキーの機動力を攻撃によって封じてしまったということだろう。
それでも、もし右サイドにミュラーが居れば、ミュラーを基点にしたカウンターが機能したのではないかと思う。なにしろミュラーにはスピードがある。
しかし、替わりに出てきたトロホウスキーには、無理だった。
これが、ドイツのカウンターが封じられた理由であったと思う。
一方のドイツの守備だが、がんばっていた。
パス回しは自由にさせるようにして、最後のバイタルを絶対に空けさせない守備。
相当研究を重ねたであろう守備。
今回のスタメンはほぼバルセロナなので、さすがのボール回しだったが、それでもなんとか防いでいた。
しかし、意外にも得点はDFプジョルのヘディングだった!
ドイツの守備としては、高さでは絶対に負けないので、とにかくゴール前は密集して鉄壁に固める戦法だった。
それをスペインは利用した。
プジョルの手前に居た選手が、相手DFと競り合ってブロックしているところに後ろから飛び込んできたのだ。
まさに、ドイツのスペイン対策を逆手にとったような見事なゴールであった。
やはり、プジョルというのは、世界最高のタイトルをバシバシ獲得した、そういう選手なのだなあという感慨に満ちあふれるような、頭脳を感じさせるプレーだった。
一方、ドイツは若さの勢いはあったけれど、それだけ老練な闘い方は出来なかった。
そういう事なんじゃないかと思いました。
それから、走力とフィジカルを重視したサッカーというのは、予想通り、上に上がれば上がるほどキツくなっていくということですね。
ヒディンクのチームがベスト4止まりなのも同じ理由だろうなという気がします。
その点、いつものブラジルや先日のオランダは、抜くべきところを抜いているわけです。
やはり、短期間に7試合もこなすワールドカップで頂点に立つには、こういう抜く努力をしなくてはいけないと思います。
それは日本の課題でもあると思います。
ドイツは真面目過ぎましたね。
スペインは、この大会では一番良いサッカーをしたのではなかったかと思います。
それはやはり、割り切ってバルセロナ中心のサッカーにしたことですよね。
それが大きかった。
今回は、サイドも大きく使っていましたし、初戦とは随分闘い方が変わっていたと思います。
内に絞ってからサイドに展開する。
サイドに展開してから内を突く。
それはビジャが前線を流動的に動けるからこそ可能になった攻撃だったと思います。
さて、決勝はいよいよオランダ対スペインという世界屈指の攻撃サッカー同士の夢のような対決になりました。
今からワクワクが止まりません。
フェルナンドトーレスとファンデルファールト
この実力はあるけれど使い方の難しい2人=(チームの質が変わってしまう) をどう使うのか?
あるいは、使わないのか?
それが勝負の命運を分ける気がしています。
それも、面白いことに、トーレスを入れたスペインはオランダ寄りの攻撃になり、ファンデルファールトを入れたオランダはスペインに近い攻撃になるということです。
本家と分家ですからね。
そういえば、バイエルンとインテルの対決も本家と分家の対決でしたが、分家であるモウリーニョが制しました。
そう考えると分家のスペインか?
いや、守備を重視し、現実的に対処したインテルが勝ち、理想の攻撃を貫いたバイエルンが負けたと考えれば、現実路線のオランダでしょうか?
いやあ、どうなるんでしょうねえ??
そういえば、クライフはどっちを応援するのでしょうか??
僕は、もちろんオランダです。
それは、オランダ好きということもあるけれど、やはり、レアルマドリーを追い出されたり、干されていた、ロッベン、スナイデル、ファンボメル、フンテラールといった選手が、札束で選手買いあさるレアル軍団を粉砕したいと燃えているんじゃないかと思えるからですね。
見返してやろうと思っているのではないかと。
そして僕は是非、彼らに見返してほしいと思っているのであります。
世界最高峰のサッカーは俺達だ!と
というわけで、スナイデルのMVPに1票!!
今、オランダとスペイン行ったら、相当楽しそうですよね。。く〜っ
日本もそうなりたい!!
text by
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