さて、バーレーン戦だが、実に予想通りの結果になった。
前から言っているように、
岡田ジャパンの国内組ベストメンバーの実力は、FIFAランキング80位前後
俊輔、長谷部、松井を加えたバージョンでの実力はFIFAランキング50位前後。
森本や本田も加えたバージョンで40位くらいと考えています。
岡田武史監督を更迭するなら後任は誰だ? 5回目も参考に
で、バーレーン自体は60位くらいですが、今回は主力5人が抜けた二軍。
人口78万人の国で主力5人居ないわけですから、実力は。。
中国との比較から言ってもFIFAランキング100位くらいの強さのチームだったと思います。
40位の日本と100位のバーレーンが闘うと、あんな感じになるでしょう。
ちなみに、もしバーレーンが主力組だったら、一回はカウンターから確実に失点していたんじゃないかと思います。
そうしたら、1−1で面白いゲームになったと思います。
それと、ワールドカップ本大会を闘う相手だったら、2失点か3失点は避けられなかっただろうと思います。
やはり、バイタル(MFとDFのスペース)が、がら空きになり、そこに出たボールをファウルで倒すしかないという場面が多発する守備は、本番では致命的だということですが、それを改善するための戦術を全く見ることなく、岡田ジャパン主力組のワールドカップメンバー選出前における最後の試合は終わりました。
もちろん、今回は、攻撃に関しては機能してました。
だから、見ている皆さんにとっては、すっきりした試合だったと思います。
まあ、消化試合で2軍のバーレーンという『噛ませ犬』を使った代表の『華興業』としては上手くいったと電通(ちなみに川淵さんの娘さんは電通だそうですが。。)はじめとする関係者の皆さんは安堵のため息をついているんじゃないかと思います。
森島選手の代表を見守る暖かい解説も見事でした。
今回、さらに手は込んでいて、この試合は地上波放送しない+当日深夜には、御丁寧にNHKでオシムジャパンの特集番組を組んでました。
最後みんなで走ってゴールして強豪倒したっていう、涙なくては語れないストーリー。
でも、ナビスコカップって、代表が試合やってる時に裏でやるカップ戦ですからね。。
天皇杯勝ったのとは全くレヴェルが違いますね。ということは、当然放送されません
思えば、昨秋の欧州遠征での守備崩壊で、「大丈夫なのか?岡田ジャパン」という声が上がった時の後に行われた3連戦、全く名ばかりの弱いチームが来日して、その疑問を吹き飛ばしてくれましたっけ。。
ま、そういう印象操作をやって利権を維持している限り、日本代表が本当に強くなる事はないと思います。
日本代表が強くなれないのは、究極に言えば、強い相手とガチンコ勝負が出来てないからです。それに尽きます。
ところで、最後の本田の得点ですが、バーレーン代表からの『袖の下』だったかどうかまでは、なんとも言えません。
ただ、なぜ岡田監督が、本田の得点をあれほど喜んだのか?
時間が無いって大騒ぎしてたのか?
まあ、思うところはあります。
ちなみに、一昨年のジェフ千葉が降格しそうだった試合ですが、絶体絶命のピンチの中で、なぜか後半FC東京が3失点してくれて脅威の残留決定だったのは記憶に新しいところです。ずいぶんとまあ都合の良いことが起きたものですが、お涙頂戴のストーリーになってましたっけ。。
ところで、ずいぶん現代表にはFC東京の選手が多いようですが、、
まあ、気のせいってことにしておきましょうか。
いずれにせよ、今回の試合で、岡田監督解任は、ほぼ無くなったということでしょう。
まあ、それぐらいの大きな利権が動いているということはあると思います。
そして、この試合をもって本田圭介システムが誕生したということでしょう。
この試合の一つのポイントは、代表の攻撃の作戦のほぼ全てを担っていたはずの中村俊輔の意図と岡田監督の意図が異なっていたということがあるかと思います。
中村は、本田を「2トップの一角として張っていてほしい」と言った。
岡田監督は本田を「上がり過ぎ=もっと下がれ」と言っていた。
つまり、俊輔は本田をフォワードにして自分がトップ下にしたかったのだが、岡田監督は本田をかつての中田英寿の役割として考えているということだろう。
で、本田システムをとった結果、どうなったか?
俊輔は、本田が足下で貰うタイプだからダメみたいな話をしていたのですが、(今までは俊輔に合わせてスペースへ抜ける2人のフォワードを使っていた)実際にはどうだったか?
機能するようになったわけです。
まず、一番機能したのは、松井です。
本田に相手ディフェンスが引きつけられるので松井のスペースが出来ました。
松井にスペースが出来れば、なにしろ上手いので、相手は松井に引きつけられます。
すると、今度長友にもスペース出来ます。
岡崎にもスペースが出来ます。
長谷部も遠藤も飛び込めます。
ようするに、攻撃が完全に機能するようになりました。
本田がトップ下に入ることによって、俊輔が中に入る悪い癖もかなり解消されました。
右サイドで張る時間が増えたわけです。
俊輔がボール持てば、当然相手は引きつけられるわけで、そうすると、これまた本田がフリーになる場面が出てきます。
ただ、明らかに本田の足下に入れた方が良いにも関わらず、他の選択している場面もあったわけで、この辺は、これからどうなっていくのか?見物ですが、、
本田に関して不安な部分は、やはり『足が遅い』ということになるかと思います。これがどう出るか?
本当は長谷部だと都合が良いわけですけど、得点の匂いは本田の方が「漂いますので。。
まあ、足が遅いということは、スタミナはあるわけで、その辺の汗かき作業も出来そうですから大丈夫なのではないか?とも思えますが。
それにしても、今回の一番の収穫は、岡田=大木ジャパンのコンセプトである『接近・連続・展開』のコンセプトがほぼ完璧に無くなったことでしょう。
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そのコンセプトが無くなると、こうもすっきり攻撃が機能するのです。
下手なショートパスを使ったビルドアップも無くなり
サイドを限定したプレスも無くなり
前線からの激しいフォアチェックも影を潜め。
意味不明な激しいポジションチェンジもしなくなった。
そう、サッカーの基本に戻ったわけです。
ただ、忘れてならないのは、今回の試合が、なんだか『ジーコジャパン』に逆戻りという感はあるわけです。
鹿島アントラーズ対ガンバ大阪に見る、日本代表が進む道も参考に
岡田ジャパンはジーコジャパンより明らかに弱かった。
だから、ジーコジャパン的な岡田ジャパンになると人は拍手喝采するわけです。
でも、このままでは、本番ではジーコジャパンの二の舞です。
それは、あれだけ良い試合をしながら、後半20分には完全に足が止まってしまう。
それは、ジーコジャパンでも、岡田ジャパンでも、U17でも何度も繰り返されてきたことです。
宮吉拓実とサッカーU17ワールドカップ ナイジェリア大会 日本対スイスも参考に
現在の岡田ジャパンの闘い方は、日本サッカー協会の技術委員会が創り上げてきたメソッドに沿ったものだということが、ようやく僕にも分ってきました。
その辺りの経緯については、こちらのコラムを読むと分るかと思います。
http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/column/gaiti_22.html
しかし、そのメソッドは、ほぼ全ての年代において答えを出せなかったわけです。
これは事実です。
そして、そのメソッドは、観客の激しいブーイングを浴びたわけです。
そして、そのメソッドを止めた途端に、観客はすっきりしたのも事実です。
これは、やはり日本サッカー協会の完敗と言ってよいと思います。
では、ジーコジャパンの失敗を受けて、今度のワールドカップをどうするのか?
当ブログではいくつかの提案をしています。
現状を打破する方法、その一つは、チームを後半型にすることです。
カメルーンに勝つための日本代表改造計画2 チームを後半型にせよ
現在の代表のやり方では、絶対に後半に崩壊します。
もう一つは、正しいインサイドキックを使ったトライアングルによるパス回しでした。
カメルーンに勝つための日本代表改造計画3 正しいインサイドキック
カメルーンに勝つための日本代表改造計画4 バルセロナのパス回しの本質を掴め
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鹿島アントラーズ対ガンバ大阪に見る、日本代表が進む道
も参考に
そして、もう一つの大きなカギ
それが『フラット3』なのかもしれません。
トルシエジャパンはなぜ勝てたのか?フラット3をもう一度考えるも参考に
次回はフラット3研究のつづきの予定です!
text by
contemporary creation+
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