もしも岡田武監督を解任したら、後任は誰にしますか??のつづきです。
中国戦ですが、まず岡田監督におめでとうと言いたい。
世間では色々言われているようですが、僕は、この中国戦で岡田監督がまさにやりたいと願っていたサッカーが実現したと思っています。
岡田監督は、実はこの試合に95点くらいの点を与えたいと思っているのではないでしょうか?
それくらい、この試合は岡田監督が目指していたサッカーが出来てきたていたと思います。
オフ開けのコンディション不足を指摘する人も居るようですが、先発メンバーは、皆オドロクほど動けていましたし、運動量も落ちなかった。
これは、ワールドカップを目指して真剣にトレーニングを行ってきた成果だったと思います。
むしろ、休養開けで身体のキレが良い人も居ました。
封印していたサイドチェンジも解禁し、サイド攻撃も出来ました。
岡田監督が目指しているサイドの深い位置からのマイナスのクロスも出来ました。
選手は、流動的に動き必死にボールを追いました。
素晴らしいファイトでした。
そう、この試合は岡田ジャパンの理想型を具現化した試合だったのです。
結果は0-0だったとしても。
玉田が「どこを改善して良いのか分らない」と言ったのは本意だと思います。
彼らは完璧にやりきったのです。岡田監督のサッカーを。
ですから、試合後になぜブーイングが起きたのか?
それは、岡田ジャパンの試合を見ている人達が、このやり方を続けていっても、自分達の夢を託せないと理解してしまった故のブーイングだったのではないか?ということです。
岡田ジャパンが目指すサッカーを実現しても、全く得点の予感が漂わないのです。
そう、岡田ジャパンのマックス値の試合は、 FIFAランキング80位前後の国と0-0の引き分けで終わるレヴェルなんだということが、見ている人に分ってしまったのです。
FIFAランキング130位くらいの国になら5−0で勝てるかもしれませんが。。
そういうことです。
おそらく、この試合は対オランダ戦を想定して闘っていたと思います。
昨年9月のオランダ戦で、これを90分続けないと勝てないと岡田監督はおっしゃってましたが、悪い時間はあったにせよ、この試合に関しては、体力的には、かなりのレヴェルで動けていたのではないかと思います。
しかし、これをオランダに当てはめると、前半の15分のハイプレスの後の足が止まって、中盤がスカスカになった状態で、素早くパスを回されてまず1点。
そして、試合を通じてコーナーキックやフリーキックから、2点くらいは確実に取られていると思います。
オランダはおそらく自分達のやり方を貫いてくると思いますが、おそらくカメルーンやデンマークは、中盤と終盤の間を圧縮して攻撃を誘い込み、カウンターを狙ってくると思います。
ここでも、ファウルで止めるしか無い場面が続出し、フリーキックからやられると思います。
もう、これ以上試合の分析を続けていっても、細部を煮詰めても、どうにかなる差ではありません。
岡崎+大久保+玉田のチビッコフォワード3人に、トップ下175cmのケンゴが飛び込んでも何も起きません。
そんな事は、試合が始まる前から、岡田監督以外のほとんど、95%くらいの人は理解していると思います。
だから、玉田のワントップの支持率が5%しか無いし、試合で唯一盛り上がったのが、平山投入だったのです。
私達ファンが見たいのは、希望なんです。
日々の生活は厳しくとも、サッカーの試合を見れば、カタルシスを得ることが出来る。
未来への希望を描ける。生きててよかったと思える。
そんな試合が見たいんだと思うのです。
でも、空席とブーイングのお客さんに対して岡田監督が言ったのは、「お客さん(が減少したこと)に対する責任まで背負えない」ということでした。
僕がここで書かなければならないことは、ワールドカップというのは、世界で最も大きな祝祭です。
その代表選手というのは、数千万人居るサッカーをやっている人、サッカー好きな人の夢を背負った人なんです。
色々な人がその夢を目指して人生をかけてがんばっていった中で、ようやく選ばれたほんの一握りの選手達。
それを率いるのが代表監督なのです。
代表監督は、その人達全員の夢や希望を背負わなければなりません。当たり前です。
そういう立場なのです。
でも、それが岡田監督では出来ない。
ですから、岡田監督更迭
これ以外に道は無いと思います。
もう残された時間は少ないです。
直ぐに決断を下すべきです。
後任についてずっと考えていたのですが、僕は浦和レッズの黄金時代を築いたコンビ=ブッフバルト監督+エンゲルスコーチのコンビが良いと思います。
(ただし、4バックと3バックの併存を条件とします)
ここ10年のJリーグにおいて、最も魅力的でかつ強かったチームを創った2人です。
ブッフバルトは、元々サッカー協会の現会長である犬飼氏が浦和に連れてきた監督です。
原点に帰りましょう。
このチームのようなチームこそが、我々が見たいチームの一つです。
当時、最も観客動員数が多く、人気があったのは、面白かったし強かったからです。
当時のレッズなら常時観客が5万人以上入っていました。
今の代表は半分の25000人しか入りません。
それが全てを証明していると思います。
これなら充分実現可能です。
犬飼会長は岡田監督を選んだ人物ではありません。
ですから、この件に関しては犬飼会長の責任では無かったと思います。
岡田監督更迭 新監督にブッフバルトとエンゲルスのコンビを!!
出来るだけ早く、犬飼会長の決断をよろしくお願いいたします。
以下がゲルト・エンゲルスがコーチ・監督をした際の主な成績です。
まさにJリーグが生んだ最高のコーチ・監督だという事が分ると思います。
天皇杯優勝 5回(1993, 1998, 2002, 2005, 2006)
J2優勝 (2001)
J1ステージ優勝 1回(2004-2nd)
J1年間優勝 1回(2006)
J1年間準優勝 3回(2004, 2005, 2007)
ナビスコ杯準優勝 1回(2004)
ゼロックス・スーパーカップ優勝 1回(2006)
AFC アジアチャンピオンズリーグ優勝 1回(2007)
クラブワールドカップ3位
AFC アジアチャンピオンズリーグベスト4(2008)
text by
contemporary creation+
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