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日本代表の主力抜きで別のチームを作って、違う作戦を考えてみようという第四回目。
日本代表がオランダに勝つ方法とは?の続きです 布陣 日本代表Sチーム 4-2-3-1 森本181cm 永井185cm 本田182cm 石川直宏175cm 小野175cm 稲本182cm 今野179cm 中田浩二182cm 岩政187cm 伊野波178cm (徳永180cm) 曽ヶ端187cm オランダ4-2-3-1 カイト184cm ロッベン180cm スナイデル170cm ファンぺルシー183cm ファンボメル187cm デヨング174cm ファンブロンクホルスト178cm オーイエル184cm マタイセン182cm ヘイティンガ180cm ステケレンベルク194cm 攻撃的なシステムは3-3-3-1だけれども、安定を考えれば、4-2-3-1の時間もかなり多くなるはずだ。 しかも、試合をセーフティーに捉えると、日本もオランダも、とりあえず、相手のワントップには2枚のDFを付けるはずなので、現実的なマッチアップは カイト184cm 対 岩政187cm+中田浩二182cm ロッベン180cm 対 伊野波178cm(or徳永180cm) ファンペルシー183cm 対 今野179cm スナイデル170cm 対 稲本181cm デヨンク174cm 対 小野175cm ファンブロンクホルスト178cm 対 石川直宏175cm、 ヘイティンガ180cm 対 永井185cm ファンボメル187cm 対 本田182cm マタイセン182cm+オーイエル184cm 対 森本181cm というマッチアップになる。 オランダは、基本的に1対1を基本に据えている。 まず、ポイントは、スナイデル170cm 対 稲本181cm というマッチアップが、オランダの攻撃的中心選手であるスナイデルに対し、一番守備力が高くマンマークに強い稲本になるというところだ。しかも身長差が11センチ。 これは、スナイデルへのパスが、全て足下かスペースへのパスになることを意味しているだろう。 つまり、、守りやすい。 そして、この状況になったのは、日本の中央に本田と小野を入れたためだ。 言うまでもなく、本田と小野は、オランダで超有名な選手であるから、警戒されて守備的な選手がマークに必ず付くわけだ。 そして、より強靭な肉体を持ったファンボメルの方がフィジカルの強い本田に必ず付くはずだ。(おそらくファンボメルにマークされたら、小野は実力を発揮出来ない=小野の怖さを一番良く知っているのは、フェイエノールトで、センターハーフのコンビを組んだファンボメルに決まっている)だから、小野にファンボメルをマークに付けさせないため。 それを狙った布陣でもある。 ヘイティンガ180cm 対 永井185cm ファンボメル187cm 対 本田182cm のところは、やや差が付くが、後はほとんど互角の身長。 そして、中央は2枚のセンターバックが付くわけだから、両者とも極めて難しい。 だから、左右の攻撃的選手の1対1の闘いが勝負を決することになる。 そして、ファンブロンクホルスト178cm 対 石川直宏175cm このマッチアップに関しては、かなりの部分、石川直宏が勝てるのではないかと思う。 そして、相手のセンターフォワードの一枚を引き出すことには成功するだろうと思っている。 そうなれば、真ん中の森本は1対1の局面になる。 一方、本田のマークはファンボメル。 これは、かなりの部分押さえ込まれるはずだ。 しかし、しょうがない。 本田はそういうのに慣れている。 それでも試合中に何回かは、チャンスが訪れるだろう。 そこで、逆サイドの永井は185cm。一方マンマークに付いているはずのヘイティンガは180cm。飛び込めばチャンスがある。 そして、本田が一番大きくて厄介なファンボメル相手に、比較的センターライン付近で潰れ役になっている間に、上がらなくてはいけないのが、小野だ。 小野は、おそらく、このピッチに立った全ての選手を上回る技術力がある。 その技術力が最大限に発揮されるのはペナルティエリアの中だ。 だから、(名前が売れている)本田を潰され役にして、守備的な位置に居た小野を前線で攻撃させる。 これが、4-2-3-1における、日本の一つの攻撃パターンになる。 この攻撃パターンの良いところは、石川がファンブロンクホルスト(35歳)とのマッチアップに勝てば、必ず成立するところにある。 ファンブロンクホルストが突破されれば、必ずロッベンは戻らなくてはならない。 守備に走れば、スピードが持ち味のロッベンは、そのスピードを失っていくはずだ。 走り勝つというのは、そういうことだと思う。 走って、相手の骨を切るのだ。 そして、ロッベンがセンターラインより自陣まで戻れば、カウンターを受けた時に、数秒多くの時間を稼げるはずだ。 ちなみに、石川直宏のバックアップとして考えられるのは内田だ。 内田は、サイドバックとしては軽過ぎるが、ウイングとしては、適任である。スピードもあるし、クイックだし、クロスの精度も高い。 内田も、必ずファンブロンクホルストの裏を取れる選手だと思う。(もし内田がサイドバックだったら、裏を取られて走らされている間にスピードを失うことになる) そして、この攻撃が失敗したとしても、簡単にはカウンターは食わない。 なぜなら、日本の4バックは4バックを維持したまま(ただし、伊野波はロッベンのケアで上がり気味なはずなので、ほとんど3バック)だし、センターフォワードのカイトには2人、ファンペルシーには今野。スナイデルには稲本がしっかり付いているはずだから。数的優位は保っているのだ。 これは、安定感のある攻撃システムである。 そしてオランダは、ファンブロンクホルストを交代する以外に打開策は無い。 そして、2バックにうちの一人、中田浩二182cm、マタイセン182cm?が、フリーになることが出来る。 つまり、この2人+キーパーの2人が、ゲームを組み立てるコンダクター(指揮者)になるわけだ。 もちろん、オランダは、ほぼ全ての選手の足下が上手いが、ファンデルサールが代表引退した現在、キーパーとセンターバックの技術に若干の弱みがあると言われている。 足下が上手く、判断力、パス能力ともに優れる中田浩二の存在は、日本にとって大きなアドバンテージになるはずだ。 オランダは、基本的に1対1をベースに戦術を作っている。 1対1で仕掛けて相手DFを抜きされば、必ずマークが外れるわけだ。つまり、この瞬間に数的優位を作ることが出来る。 だから、この4−2−3−1の安定系では、オランダは、必ずロッベンかファンペルシーが個人で仕掛けてくるはずだ。 オランダサッカーの根底には、必ず理屈=論理がある。 理屈があるサッカーは、必ず対処出来る。こちらにインテリジェンスがあればという事だが。 同様に、こちらが何かを仕掛けたとしても、必ず相手は対処してくるはずだ。 オランダは、戦術理解度が高い。 それは、相手がどういう意図で仕掛けてきたのを、どのように対策をとれば、抑えられるのか?それを味方のチャンスに変えていけるのか?全員が理解している=引き出しが多いのだ。 岡田ジャパンは、岡田監督の練習の意図は理解しているかもしれないが、対応の引き出しが少ない。 試合中の戦術への対処は、選手達自らで行う他は無い。 監督が出来るのは、その相手戦術への対応法を教えて理解させ、それを柔軟に適応出来るべく仕向けることだけだ。 そして、その前提として、対応出来るだけの人間の多様性と、でこぼこ と、ポリバレントをうまく配置させたい。 その上で、いかに対処出来るか?対処する方法を皆で共有し、柔軟に運営出来るか?それが、日本がオランダに勝つための絶対条件になる。 一方、理屈のない感覚的なサッカーというのは事故が起きる。 対策を練ることは極めて難しい。 抽象的な言葉というのも、判断に困る。 『人とボールが動くサッカー』 サッカーの試合で人とボールが動かないはずがない。そんな試合は存在しない。どういうふうに動くのかが問題なのだ。 『日本らしいサッカー』 これもまた抽象的な言葉だ。 サッカー協会に言わせれば、勤勉で組織的で運動量があるそうだが、そうでは無い優秀な日本人も居る。たとえば中田英寿が現在の代表に入ったら、どうすればいいのだろう? 釜本は日本らしいのか? 彼らはあまり日本人ぽくない。 なぜ僕が、ここで1対1をベースにしたサッカーの議論をしているのか?というと、1対1というのは、責任の所在がはっきりしているからだ。 1対1で相手を抜けば、欧州では必ず評価してくれる。 1対1で勝てないような選手が、そもそもメンバーに選ばれるはずがないのだ。 中村俊輔は上手い。 でも、今の中村俊輔は数的優位と運動量ばかり気にしていて、1対1で仕掛けることが少な過ぎる。 中村俊輔は縦に突破することも、交わしてセンタリング上げることも、一人で出来るはずだ。 なぜなら、中村俊輔は技術力があり、視野も広い。 1対1で抜けないからスペインリーグでは使えない選手になってしまう。 これは、大きな問題なのだ。 中村が1対1で突破出来れば、内田の背後を突かれることもないはずなのだ。 そういうのは全てが連動しているのだ。 「日本人は1対1で負けるから、どの場面でも数的優位を作る」なんて言っていると、本当に1対1で抜けない選手ばかりになってしまう。 そんなことをしていると、本当に取り返しがつかない事態にならないだろうか? それを僕は危惧しているのだ。 だから、別のチームで、1対1で勝てるチームを作る。 それは、現在の日本代表にとって、やってみなくてはならない事なのではないだろうか? つづく contemporary creation+ http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/ 関連記事 サッカー日本代表対オランダ戦と日本サッカーのこれから イチローのメジャー2000本安打とサッカー日本代表が進む道 速い選手が70%の力でプレーする重要性 サッカー日本代表対ガーナに見る守備の崩壊 日本代表vs香港戦 課題が見えないのが課題 岡田ジャパン3連戦総括と日本代表の未来 トルシエジャパンは強かった!? サッカー日本代表vs南アフリカ戦と日本代表の問題点の本質 ワールドカップ経験者が使われない岡田ジャパン ジーコ→オシム→岡田監督と続く不可解な監督選び 岡田監督が掲げる”接近・連続・展開”についての疑問 宇佐美貴史とU17ワールドカップナイジェリア大会 日本対ブラジル 宮吉拓実とサッカーU17ワールドカップ ナイジェリア大会 日本対スイス あと5センチ!!サッカーU17ワールドカップ ナイジェリア大会 日本対メキシコ ナビスコカップ決勝と個の力 米本拓司 平山相太 なぜ日本代表に呼ばない?鹿島アントラーズ 小笠原満男 ワールドカップ南アフリカ大会の組み合わせと、どうやったら勝てるか?? ワールドカップ岡田ジャパンの勝利予想 0勝が61%!! 本山雅志を日本代表のスーパーサブに!! 日本代表は強豪との闘い方を南米王者エストゥディアンテスに学んでほしい 実は優秀な監督だった岡田武監督 岡田武監督はどこで道を間違えたのか? 日本がワールドカップで勝つ方法その1 カウンターの理想 山本昌邦 「点を穫るためには、守から攻の切り替えを早くしろ」 岡田ジャパン主力抜き!!本気で選ぶ日本代表Bチーム 名波浩引退試合に考えるサッカーの楽しみとは もし岡田ジャパン主力組vs本気の日本代表Bチームが闘ったら? もし岡田ジャパン主力組vs本気の日本代表Bチームが闘ったら?のつづき 日本代表がオランダに勝つ方法とは?
by ccplus
| 2010-01-17 21:18
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