サッカーU17ワールドカップ ナイジェリア大会 日本対メキシコ
2-0 また、、負けてしまいましたね。。
この3連敗で、岡田ジャパン体制になってから、U17,U20,オリンピック、の各世代、世界の舞台で一度も勝利出来ていない状態が続いています。
98年のフランスワールドカップを含めれば、もしかして、全敗ですかね?
今回の試合も、たしかに良い試合ではありました。選手がんばってました。
勝敗を分けたのは、本当に5センチの差の部分。
シュートに対して本気でブロックに行ってるのか?いないのか?というディテールの部分が差になった。
メキシコのディフェンスは、それほど激しかったし、メキシコのあと5センチのがんばりで、3点や4点は確実に防いでいた。
一方、日本の失点は、ボールに対処しているけれども、人に対して、シュートコースに対して、きっちり寄せきれてないから失点してます。
これ、明らかに守備が甘いのです。
宇佐美が得点出来なかったのも、今まで(アジア予選まで)だったら得点出来ていたのだと思うんです。相手が甘いから。
でも、世界で闘うためには、それじゃダメなんです。
世界のトップレヴェルは、もっと激しいし、もっと強い。
世界で一番ディフェンスの激しいイタリアでワントップやってる森本選手みたいに、体験しないと対処方法は分かりませんよね。
だから、このU17の世代、前のU17の世代もそうですけど、もっと強い相手といっぱい闘ってほしいです。
そうすれば、何が足りないのか?どうすれば、もっと強くなれるのか見えてくると思いますから。
選手のポテンシャル自体はあると思います。
守備に関しては、最初から勝つ気あるのか?みたいな人選でしたからね。
やはり、もっと人に強く、高く、スピードのある選手も使わないと苦しいです。
それを選んだのは監督ですから。
その部分は選手のせいには出来ないと思います。
いずれにせよ、身長もボールの寄せも、人への寄せも、シュートの精度も、あと5センチが足りませんね。
そして、日本代表のサッカーについては、根本から考え直さなくてはならない時が来ていると思います。
それは、日本の長所と弱点と明確に知るということです。
思い込みの、走って走って走りまくるパスサッカーでは、日本の未来では無いでしょう。
次回からは、そこの部分を取り上げていきたいと思います。
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