昨日soonerのライブ行ったのだが、最後の2曲、本当に素晴らしかったです。
特にシンセサイザーのうねりの部分と、ポリフォニー(多音)が雨のように空中に
散らばっていく様子=印象派の点描のような音の粒が見えてくる感じ、圧巻でした!!
上原ひろみ氏は、ピアノを打楽器にしていましたが、塚原氏は、シンセサイザーを吹奏楽のように使ったりします。
音というのは波であり、波のコントロール=波乗り。
そしてメインのリズムと裏打ちのリズムが重なっていく様
エレクトロニカというのは、コンピューターを使用したオーケストレーションに近いものです。
だから、本当はまだまだ可能性がある。
それは音の構成というだけじゃなくって、会場の音の反射の構成みたいな分まで含めてライブなら可能になってくる。
そこには、エレクトロニカの更なる発展のキーが潜んでいるんじゃないかと思いました。
ライブの始めの方は、喩えて言うなら、竜巻の中に音をぶつけていくみたいな実験だったのだと思いますが、竜巻に音が弾き飛ばされている印象でした。
数カ所、竜巻に巻き込まれて音が『ヒュルルルル』と飛ばされたところがありましたが、ああいうのがコントロール出来るようになると、新しい音楽の段階に上がるかもしれないと思いました。
聞いてない人には、なんのこっちゃ?と思うかもしれない話題ですいません。
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次回のライブはシークレットなので紹介出来ませんが、公開のライブ情報があったら、また紹介したいと思います。
本当にスゴいので、是非その音を体感してみてください。
contemporary creation+
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