八ッ場ダム問題に関する決定的なレポートのつづきです。
八ッ場ダムの件なんですが、どうもただの”無駄なダム”っていう問題じゃないことが分ってきました。
この問題はもっと奥が深くて恐ろしい。
昨日、『夕刊ゲンダイ』に「八ッ場ダムの上流に致死量25億人分のヒ素」という記事が出ていて、なんじゃ、それ??と思ったのですが、
これですね。
以下引用
鉱山から排出されているヒ素問題について、2008年12月12日号の週刊金曜日で、ジャーナリストの高杉晋吾氏が「二五億人分の致死量のヒ素が水源に」と題して取り上げています。
吾妻川は酸性河川のために、鉄が溶けコンクリートが腐食するとして中和工場をつくり、品木ダム(八ッ場ダムより上流の吾妻川の支流にあるダム)に中和生成物を堆積させるシステムを造りました。高杉氏によると、この中和システムの源流にある万代鉱という閉鎖された硫黄鉱山からヒ素が排出されており、この10年間で500トン、致死量にして25億人分のヒ素が堆積し、これからも溜まる一方
中略
今でも中和システムの品木ダム下流の吾妻川に、毎年3トンのヒ素が流出しているという報告があるそうです。八ッ場ダムができてこの水が飲料水に利用されたなら、下流住民はこのような水を飲まされる危険性があります。
以上引用終わり
http://onigumo.kitaguni.tv/e1343655.html
まじかよ。@@
つうかね、なんで我々は世界で最も酸性の強いといわれる(phなんと1)白根山を源流に持つ川の水を石灰ぶちこんで中和したあげく何千億円もかけて飲まなくちゃいけないんですかね??
砂漠じゃあるまいし。。
飲料に適した水は、それこそ、そこいら中にある。
多摩川の水は美味いですよ
武蔵野市は地下水だから、もっと美味だし。
それに、少なくても、石原都知事達が「水余ってるから必要無い」と言ったから中止になった(費用が数分の一で済む)戸倉ダムの水は美味そうですよ。尾瀬や奥利根の山々が水源だし。
まあ、自然破壊だから中止になって良かったことは良かったですけど。
万座温泉や草津温泉行くと、有毒ガスで立ち入り禁止の場所が沢山あります。
その辺に沸いているお湯、飲もうという気に全くならないお湯です。
飲んだら危ないでしょ。
その水源に鉱山のヒ素が混じった水をわざわざ中和して俺達が飲むのか??
そのために、東京都は1500億円かけているのだそうだ。
1500億円ですよ、1500億円。
東京都民1000万人だから、一人あたり15000円だ。
なぜ、我々は一人あたり15000円もかけて猛毒のヒ素入りの水飲まなくちゃいけないのか??
俺達は
和歌山毒物カレー事件の次の実験台かい??
それとも、水道水が飲めなくなると、ペットボトル入りの水を売る企業が莫大な金を手にするお手伝いかい??
こら、石原都知事
あんた、1500億かけて、東京都民にヒ素入りの水を飲ませようとし、1000億円かけて
新銀行東京を通じて暴力団に金を注ぎ込み、150億かけて
可能性の無いオリンピック招致したんかい。
ざけんな。
民主党が、なぜこの八ッ場ダムの問題を政権交代の最初に持ってきたのか。
ようやく意味が分ってきました。
こんな無茶苦茶な計画を60年近く続けてきた、この国と政府にノーを叩き付ける時が、ようやく来たのです。
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この問題の深部については、またやります!
つづく