久しぶりにサッカーの話題。
日本対オランダ戦。
なんかこの試合を見ていて加茂ジャパンを思い出した(笑)
オランダ戦後 選手コメント (1/2)
国際親善試合
オランダ戦後 選手コメント (2/2)
国際親善試合
オランダ戦後 岡田監督会見
国際親善試合
試合後 オランダ代表ファン・マルワイク監督談話
国際親善試合
いやあ、この試合やって良かったですね。
目が覚めたというか、全て理解しました。そしてやる気になりました。
日本がベスト4を目指すというのなら、まずやる事。
それは監督を交代することです。
今のままやり続けても、次の南アフリカ大会で日本代表がベスト4に入る可能性は、ほとんど全くありません。
はっきり言って0.1%以下でしょう。
まず、1勝する確率が50%以下
2勝する確率は20%以下
というより10%以下ですかね?
はっきり申し上げて、僕がもし日本代表が対戦するワールドカップの相手チームの監督だったら、ほぼ間違いなく日本代表に勝てると思います。
弱点が明らかだからです。
何回やっても結果は同じです。
日本の何が問題なのか?
それは体力が持たないってことです。
日本は馬鹿みたいにプレスプレスと叫んでいて、体力勝負で勝とうとしてますが、相手チームからしたら、出来るだけ相手に無駄な体力使わせて、後半勝負すれば簡単に勝てる相手でしかありません。
これを90分間続けないと勝てない??
はっきり言って無理です。
『岡田ジャパンのプレッシングがダメな理由』というのは、杉山茂樹氏が書いていて、全くその通りだと思う。
http://blog.livedoor.jp/sugicc402/archives/1324947.html#more
詳しくはリンク先読んでいただくとして
簡単に言えば、日本のサッカーは効率が悪い。
無駄な走りばかりが多くて、肝心なところで力が出せない。
決定力が無いのではなくて、肝心のところで疲れて力が出せないのだ。
ポジショニングが悪い。
そして、変化に対応出来ない。
もし、運良く90分走り抜いて1勝したとしましょう。
まあ、1勝は出来るかもしれません。
でも、初戦で破れたら、たぶん3連敗は間違いないでしょうけどね。
で、運良く勝ったとしても、次の試合はもっと辛くなります。
まして南アフリカのサッカー場は高地にあります。1000メートルから1500メートルです。余計に息切れします。
それに、今回のワールドカップは南半球でやるので時期的に冬です。
相手が暑さでばててくれたりもしません。
サッカーの競技では、1試合につき、大体10キロから12キロ走ると言われています。
陸上でいえば1万メートルにあたります。
では、日本男子の陸上1万メートルの成績はどれくらいなのか?
ようやく決勝に残れるかどうか、せいぜい15位あたりというところです。
トップの選手達には全く敵いません。
特に最後の1周のスピードでは1周で10秒くらい離されてしまったりします。
ようするに全く勝ち目はありません。
これは、あらゆる努力をした上での話です。
ようするに、日本代表は、1万メートルの走力をいくら磨いたところで世界のトップに追いつくことは不可能なのです。
ただ、日本人は1万メートルの予選と決勝を走ってベスト16なら充分に可能です。
この事から考えて、体力勝負、走力勝負で闘ったとすれば、日本はワールドカップでベスト16までは、もしかすると可能かもしれません。
でも、1万メートルの試合を3試合、4試合と重ねていって勝てるかといえば、それは完全に不可能と言わざるを得ません。
つまり、ワールドカップベスト4というのは、このままの試合をいくら努力して続けていっても不可能だという事が解るわけです。
日本のサッカーはカミカゼサッカーでしかないのです。
兵站の戦略もないのに特攻で死んでいった第二次大戦と同じです。
第3回「カミカゼ・サッカー」への不安(9月5日@エンスヘーデ) (1/2)
宇都宮徹壱のオランダ日記も参考にどうぞ
では、どうすれば良いのか?
もう一度陸上競技から考えてみましょう。
男子100メートルを見ていて、あなたは気付きませんでしたか??
日本の選手達が、多くの超絶的に速い黒人選手達を押しのけて、30メートルから40メートルくらいまでトップで走っているのを!!
これはどういうことか?
日本人というのは、トップスピードに乗せるまでの時間が短いのです。
つまり、筋力の質や量の関係で最高速は劣るものの、それに達するまでの時間は短いから、スタートダッシュのスピードでは勝つことが出来るのです。
もしも、30メートルの陸上競技があったとしたら、日本人は世界最速でしょう。
これは、日本人というか、黄色人種の武器です。
そして、鋭い方ならもうお気づきだと思いますが、サッカーというのは、30メートル以内の全力疾走しか基本的には必要無いのです。
その30メートル走で世界一になれるスピードがあるのだとすれば、日本人はサッカーの世界一になれる可能性が充分にある。
というか、世界で一番向いている人種なのかもしれないわけです。
では、なぜ今までアジアの国々はサッカーで弱小だったのか?
それは、自らが、日本人、アジア人に向いていないサッカーを行ってきたからに他なりません。
では、どうするべきなのか?
どうしたら、日本はワールドカップベスト4、いや優勝する事が可能なのか?
話が長くなったので、それは次回のお楽しみということで続きます。
イチローのメジャー2000本安打とサッカー日本代表が進む道