新緑の季節、気候もほどよく、どこかへ出かけたいそんな季節です。
そんな休日に最適な展覧会の話題。
現在千葉県の佐倉にある川村記念美術館で、マーク・ロスコのシーグラム壁画展が開かれています。
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/index.html
マーク・ロスコは、僕が最も好きな画家の一人です。
とにかく素晴らしいです。
意味も何もありません。
難しい理屈もありません。
ギミックも何もありません。
色とぼんやりしたカタチしかないです。
でも、とにかく奥深い。そしてものすごく落ち着くのです。
そして、とにかく大きい。
『絵を見る』のではなく、『絵を含んだ空間の中に居る』という体験が出来ます。
絵が好きな人もそうですが、布の芸術が好きな人は絶対に好きなんじゃないかと思います。
僕の目標点の一つはロスコです。
布を使ってロスコのレヴェルに辿り着きたい。
そう思ってます。まだまだですけど。。
で、今回は、ロスコ絵画の中でも最高傑作と言われている、シーグラム壁画が大挙して集合しているわけです。これは行くしかありません!!!
今回の展覧会がどれくらいスゴいことなのか?
川村記念美術館のホームページから、ちょっと引用します。
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このたびの展覧会では、50年以上にわたって散逸したままだった〈シーグラム壁画〉の半数となる15点が初めて一堂に会し、あらたなロスコ空間を創り上げます。おそらく二度と見ることができない千載一遇の機会となることでしょう。そのほか、〈シーグラム壁画〉のための展示模型や関連作品、〈シーグラム壁画〉以前の大作、以降に制作された幻の連作など13点と、本邦初公開となるロスコの書簡などをあわせてご紹介し、晩年のロスコ芸術の真髄に迫ります。
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引用終わり
行くしかないでしょう。
川村記念美術館は、本当に良い美術館です。
オススメです☆☆☆
アクセス=JRの佐倉駅から送迎バスが出ています。
マーク・ロスコ 瞑想する絵画
川村記念美術館
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
会期
2009年2月21日(土)―6月7日(日)
開館時間
午前9時30分-午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(ただし5/4は開館)、5/7(木)