バラク・オバマ大統領のバックの中で最も影響力が高いと言われているのが、ズビグネフ・ブレジンスキー氏です。
。
ズビグネフ・ブレジンスキーwikipedia.
その名の通り、東欧系(ポーランド)ユダヤ人です。
以下は
1998年1月15〜21日に「ラ・ヌーヴェル・オブゼルヴァチュール紙」(仏)による、カーター元大統領の国家安全保障問題特別担当補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキー氏へのインタビューです。
http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/news/peace/blum-J
Q:元CIA長官ロバート・ゲイツ氏は回顧録のなかで、アメリカの諜報機関が、ソ連による軍事介入の6ヶ月前に、アフガニスタンのムジャヒディンへの援助を始めたと述べている。この時、あなたはカーター大統領の国防問題特別担当補佐官だったので、この事態に関わったわけですね。
ブレジンスキー:ええ。公式発表では、CIAのムジャヒディンへの資金援助を開始したのは1980年、つまりソ連軍が1979年12月24日にアフガニスタンを侵略した後となっている。しかし、今まで極秘だったが、実際はまったく逆だ。カーター大統領が、カブールのソ連寄りの政権への対抗勢力に秘密の資金援助を行う指令に始めてサインしたのは、1979年7月3日のことだ。その日、わたしは大統領へ手紙を書いて、この資金援助はソ連の軍事介入を誘発するだろうと説明した。
Q:ソ連の軍事介入というリスクを犯しても、この秘密行動を支持したのですね。もしかしたら、ソ連の戦争参入を自ら望んで、挑発したのでは?
ブ:そういう訳ではないではない。我々は、ソ連を軍事介入に追い込んだのではない。軍事介入の確率が高まることを知りながら、そうしたに過ぎない。
以上引用終わり
以下は、ブレジンスキーがカーター大統領の国家安全保障顧問をやっていた頃の、西ドイツにおける情報担当大臣だったアンドレアス = フォン = ビューロー氏のインタビューである。
9・11事件を
元・西独閣僚が分析する
二○○二年一月十三日付、ベルリン・ターゲスシュピーゲル紙(3) 掲載
聞き手: シュテファン = レーベルト、ノルベルト = トマ
http://www.kcn.ne.jp/~gauss/jsf/buelow.html
その通りです。私はこの仮説を受け入れません。でも考えてみる価値はあると思います。それから、あの不明朗な株式取引は何なんでしょう? 攻撃の前の週に、アメリカン航空・ユナイテッド航空の株や、保険会社の株の取引高が一二○○%も増えました。一五○億ドルは儲けましたね。だれか知っている人物がいたに違いない。だれなんでしょうか?
中略
出来事の背景にあることを正しく見ておくのは意味のあることです。敵の意図について情報活動をするのも同じです。敵の心を読もうとすると情報活動が重要になります。CIAのやり方を理解しようとすると、その主な仕事である秘密作戦に関わらなければなりません。戦時の目立たないところや国際法の範囲外で、組織的な暴動だとかテロリストの攻撃によって、アメリカ以外の諸国が影響を受けます。たいていこういうものは、麻薬や武器の取引、資金洗浄と関係しています。 もともとこれはとても簡単なことです。まず乱暴なやつらに武器を与えます。しかし、情報機関がうしろに控えていることは、どんなことがあっても表面にでないようにしなければならない。巨額の資金を投入して、あらゆる痕跡が抹消されます。 私の印象では、こういった情報機関は、うその手がかりを残す活動に時間の九割を使っています。情報機関が協力したのではないかとだれかが疑うと、その人は陰謀説に毒されていると非難されることになります。事実があきらかになるのは、ずっとあとからになることが珍しくありません。かつてCIAの長官であったアレン = ダレス(18) は、疑われたら私は議会でもうそをつくよ、と言っていました。
(18) 一八九三年〜一九六九年。四○年以上にわたってCIAで働き、組織固めに専念した。
中略
アメリカはあの地域の資源が目的だと、あなたは書いておられます。しかし、アメリカのアフガニスタン侵攻は、数千人の命を犠牲にしたテロ攻撃から始まりました。
本当にその通りです。身の毛のよだつあのような行為を常に心にとどめておかなければなりません。ただ、政治の過程を分析する段になると、だれにとって有利で、だれにとって不利なのか、そして何が偶然の一致なのかを私は見定めます。疑わしいことがあると、地図を眺めてみる価値があります。まず、どこに資源があるか、そこに至るルートはどこかを見るのです。その次に、内戦や争乱のあった場所を上に描いてみます。そうすると、それが一致するんです。第三の地図、つまり麻薬の密売が行われるルートの結節点もこれと一致します。こういうものが集まるところでは、すぐ近くでアメリカの情報機関が活動しています。ブッシュ一族は、石油や天然ガス・武器取引を通じてオサマ = ビンラディンの一族と関わっています。
以上引用終わり
さて、、ズビグネフ・ブレジンスキー氏は、ソ連をアフガニスタン戦の泥沼に引き込んだ張本人であり、また、1989年に起きた東欧革命=ベルリンの壁崩壊の最大の黒幕と呼ばれた人物である。
と他人事のように普通はものごとを考えがちだが
極東で起きた『世間を騒がせる大事件』たとえば、
大韓航空機爆破事件や、天安門事件、宮崎勤事件や、オウム真理教事件といったものが、東欧革命と同時並行的に起きている事を考える時、それらの事件が果たして本当はどういう事件だったのか?ということを是非ズビグネフ・ブレジンスキー氏に聞いてみたいものである。
ちなみに、北朝鮮による拉致事件が起きたのも、ズビグネフ・ブレジンスキー氏が、カーター元大統領の国家安全保障問題特別担当補佐官だった時に起きた事件である
はてさて、これから何が起きるのだろうか?ズビグネフ・ブレジンスキー氏に聞いても、今は教えてくれないだろう。