世間を騒がせる大事件というものがある。
で、僕は、これらの70%くらいは捏造(プロパガンダ)だと思っている。
もしかすると95%くらいかもしれない。
本物のカシミヤ100%が、僕の手触りでは5%くらいしか無かったのと一緒だ。
あるいは環境に優しい再生紙の配合率が2%から20%だったこと。
それくらいかもしれない。
根拠は?
世間を騒がせるということは大変だ。
それは色々な仕組みが組合わさらないと起きない。
ということは、世間を騒がせるということ自体が仕組まれているということだ。
つまり、マスコミを操る能力を持った人しか、『世間を騒がせる大事件』というのは、作ることが出来ないのだ。
たとえば、旧ソ連の時代、ウクライナで核兵器の大爆発事故というのがあって、当時チェルノブイリを上回るほどと言われる大量の放射能が漏れたのだが、この事故は、ソヴィエト当局の厳重な情報統制のため、ソ連崩壊まで、その真実が明るみに出なかったと言われている。
チェルノブイリ級の事故が、『世間を騒がせる大事件』にならなかったのである。
一方で、ロシアのスパイ、リトビネンコ氏が暗殺された事件は記憶に新しいと思うけれど、別に、我々一般日本人にとって、ロシアのスパイが一人死のうが何しようが、大した大事件ではないと思うのだが、これは、『世間を騒がせる大事件』になった。
つまり、チェルノブイリ級の事故を隠蔽することが出来、人一人死んだのが『世間を騒がせる大事件』になる。
そういうことが可能な世界に私達は住んでいる。
これが世の中の基本である。ということだ。
で、私達は、この、『世間を騒がせる大事件』に接した時に、一体どうすれば良いのか?ということについて考えたいのだ。
つまり、『世間を騒がせる大事件』を作りたい人達は、あること無いこと、様々仕掛けてくるわけだ。それも実に巧妙にだ。
その際に、私達がはっきりと知っておくべきことがある。
まず、なぜ、事件がその場所で起きたのか知ることだ。
場所が重要である。
これは捜査の基本だ。
現在ならwikipediaで詳細な情報が直ぐに掴める。
場所の特徴、歴史、周辺に何があるのか?
その土地の国会議員や県知事は誰なのか?ということを知る。
そしてその事件が、どのような社会的な状況の中で、どのような法案が通る時に出てきているのか?を知ることだ。
この時点で、大抵の場合、とても興味深いことが出てくるはずだ。
なぜなら、『世間を騒がせる大事件』というのは、それと密接な関わりがあることがほとんどだからだ。