昨日の日記の続き
やはり、原発の下まで断層が行ってしまってますね。
原発擁護派の読売新聞(原発の不祥事や事故が起きる度に、擁護記事が掲載される新聞です。読売新聞で、そのような記事が出たのなら、どこかで事故があったと考えた方が良いです)で、そういう新聞に記事が掲載されるのだから、よほどのことだと思います。
柏崎市が刈羽原発に緊急使用停止命令…地下に断層の可能性(読売新聞)
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/216.html
再開なんて無理に決まってるでしょう。
原発の地下に活断層のある場所で、出来るわけがないです。
地面に埋まってる配管なんてメチャメチャですよ、たぶん。
あれほど地面に亀裂が出来ているわけだから。
柏崎は、原発の城下町だから、原発が動かないことには、住民の生活が成りたたないのも分ります。
でも、活断層の上の原発は無理です。
動くのも地獄、動かぬのも地獄です。
原発を誘致する際には、本当によく考えないと、生活基盤を全て破壊されてしまいますよ。
一時的にリッチになるかもしれないけれども...
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子供でも分る計算。
まず、この図を見ていただきたい。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4330.html
今後30年間に震度6弱以上の地震が起きる確率を表したグラフである。
ここ100年間で、新潟県を中心とした大きな地震は約10件余
しかも、最近は2004年の新潟県中越地震、今年の石川県能登半島地震、それに、今回の新潟県中越地震と、立て続けに大きな地震が起きている。
その新潟地方で、ここ30年で震度6弱以上の揺れを観測する確率は、3.2%
先日震度6強を記録した石川は、わずか1.0%だった @@
全国で一番確率が低いのは、福島の0.14だ。
ここで思い浮かぶのが原発だ。
最近大地震の起きた、新潟・石川、共に原子力発電所があり、プルサーマル計画のある原発だ。
福島といえば、プルサーマル計画に反対していた県知事が、談合疑惑で国策逮捕されたのが記憶に新しい。
むむむ。。
既にプルサーマル計画が発動している六ヶ所村のある、青森県の大地震の確率も、0.15と極めて低い。
度々、三陸沖で強い地震の発生している、宮城、岩手、青森の三県は、共に数値が異常に少ない。
これは、明らかな虚偽データなのではないか??
現在、震度6以上の地震が起きる確率の高い地方は、1、三陸沖 2、根室・釧路沖 3、新潟から福井県にかけて の3地域だろう。
この3地域では、頻繁に大きな地震が発生している。
これからも起きる可能性は、極めて高いと言えるだろう。
地震予知には、過去に莫大な金額が投資されているが、地震が予知された話しは、(数十秒以内なら可能みたいだが)全く聞かない。
もちろん、成功してほしいことは、そうなのだが。
そもそもこの問題では、何かが根本的に間違っていて、隠蔽されているようだ。
地震予知の研究が行われている場所は、主に、東京直下型、東海沖、中南海の3つの地域で、この3つの地域で過去に起きた地震は巨大かつ被害が甚大だったので、それを研究するのは分るが、近年実際に大地震が起きているのは、明らかに前述した3地域である。
このうち、北海道の確率は、このグラフでも高くなっている。
しかし、その他はメチャメチャである。
三陸沖や、福井・石川・新潟地域の大地震が起きる確率が3%以下なんて、誰も信じることは出来ないだろう。
なにしろ、現実に大地震が頻発に起きているのだから。。
だから、この数字は、原発のある場所の大地震の来る確率が意図的に縮小され、研究予算すら付いていない現実を写していると考えられる。
今回の、活断層見落としの裏に、そのようなことが潜んでいるのではないだろうか??
とはいえ、最も研究が進んでいて、なおかつ巨大地震が来る確率の極めて高いと書いてある東海沖地震の震源地に、浜岡原発は建っている。
大丈夫なのか?
この原発は、建設に関わった技術者からも警告を受けているようだけど。。
浜岡原発は大丈夫なのか [池田信夫 blog]
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/214.html
大丈夫なわけはない。
腐敗しない権力と、壊れない原発はないのは、歴史が証明している。
より、詳しく考えたいのなら、広瀬隆氏の一連の著作を読むしかないだろう。
家系図付きで詳しく書いてます。
つづく