トルコ地震で、隣国アルメニアの原発に被害が出た模様です。
以下引用
トルコの新聞ザマンが24日月曜、トルコ原子力庁の情報筋の話として伝えたところによりますと、23日日曜、トルコ東部で発生したマグニチュード7.2の強い地震のため、同国とアルメニアの国境地帯にあるメツァモール原子力発電所に、被害が及んでいるということです。
この報道によりますと、アルメニアの原子力専門家らは、この原発の被害を受けた部分の修復作業を開始したということです。
さらに、「メツァモール原発からの放射能漏れの量は、それほど多くはないが、緊急速報によれば、この原発の周辺地域で検出された放射能の量は、基準値を超えている」としています。
以上引用終わり
全文は
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=22102:2011-10-25-11-37-35&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid
この情報が本当かどうか?定かではないのですが、トルコの地震が地下水爆によるものだとすると、原発が壊れないとバレてしまいますので、そういうことなんでしょう。
メツァモール原子力発電所
メツァモール原子力発電所とは、アルメニアにある原子力発電所でアルメニア唯一の原子力発電所であり、国内の電力需要の40%以上をまかなっている。 地震多発地帯という立地と老朽化が進んでおり、原子炉格納容器がない旧式のロシア型加圧水型原子炉であることから安全性が不安視されており、世界で最も危険な原発といわれている[1]。 しかし、アルメニアには他に有力なエネルギー資源がなく、諸外国からの即時停止要請にもかかわらず止める事ができない状況が続いている。
ロシア型加圧水型原子炉(VVER)は、ソ連で開発された商業発電用の原子炉であり、基本的な原理、構造はアメリカ合衆国で開発されたPWRと同じである。初期のVVERは、アメリカ型(ウェスティングハウス系)のPWRと比較すると、炉心を構成する燃料集合体の断面が正方形でなく正六角形になっている、原子炉圧力容器が通常より縦長になっている、制御棒の挿入速度が遅い、蒸気発生器が横置きになっている、原子炉格納容器がない(一部例外)などの違いがある。原子炉格納容器が無いだけでなく、冷却材の喪失という最悪の事故から炉心を守るための非常用炉心冷却装置(ECCS)の性能が十分でないことなど、安全性に問題がある点は、西欧諸国や国際原子力機関(IAEA)からも指摘され、三世代目のVVERで改良された。十分な安全設計が成されたのは、この三世代目以降のVVERからで、現在では、他の炉型と十分に競争しうる安全性および経済性を持つ原子炉となっている。なお、世界ではおよそ30機が稼働している。
wikipedia
なんか、怖い原発ですが。。
これが、地下水爆を隠すための、大した事ない汚染なのか?それとも、この地域を一変させるだけの巨大な事故になるのか?
そこには政治が深く絡んでいくと思われます。
いずれにせよ、今回のトルコ地震は、反イスラエル国家であるイランへの牽制として、イスラエルと関係の悪化したトルコと反イスラエル国家のイランの国境付近に米国の人道援助部隊を駐留させる作戦であったと思われますが、現実に、トルコはこれを拒否しています。
これは、トルコ政府が、これが人工地震であることに既に気付いていると見るべきでしょう。
もう一つ気になるポイントは、ロシアのプーチン首相が、次期大統領を目指している中で、旧ソ連の衛星国家を統合し、拡大ロシア構想を唱えていることです。
これが、米国の資源計画とどういう軋轢を生むのかがポイントです。
この周辺の争いというのは、ほとんどが米ソの資源争いでしたから。。
そんな中、なぜ米国のD.ロックフェラーの勢力であるエクソン・モービルとロシアの国営資源会社が、共同で北極海とメキシコ湾の油田・ガス田の共同開発に合意したのか?
それと、今回の地震と原発事故が、どのように関わっているのか?
今後を注意深く見守りたいと思います。
ちなみに、日本はトルコに原発を売り込もうとしてたようですが、世界的な常識に考えて、そんなもん、潰されるに決まってますがな。各国の安全保障をどう考えているのか?
日本の国際感覚の無さは、第二次世界大戦の前と何ら変わっていません。
当ブログは、海外在住の日本人の方々に多く読まれているようです。
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海外の方には、当ブログが書いていることが、多く理解出来るようです。
日本の井の中の蛙思考は、どうにかならないものでしょうか?
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