さてサッカー日本代表のチェコ戦です。
6月7日(火)19:30 / 会場:横浜国際総合競技場
日本0−0チェコ
メンバー 3−4−3
李
岡崎 本田
長友 遠藤 長谷部 内田
伊野波 今野 吉田
川島
李
関口 本田
長友 家長 長谷部 内田
槙野 今野 吉田
川島
世間では辛口の評価が多かったようだが、当ブログとしては、よくこれだけ短期間であれだけ出来たな!という感じで、今回の試合に関しては、ザッケローニ監督とほぼ同意見でした。
ザッケローニ監督の会見は以下
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201106070007-spnavi.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201106070007-spnavi_2.html
で、当ブログも、日本代表が3−4−3をやるのなら、このメンバーが現時点でのベストだと思う選手が、そのまま先発でした。
李
岡崎 本田
長友 遠藤 長谷部 内田
伊野波 今野 吉田
川島
李=スピードと高さ、
岡崎=スペースへの動きの量+質
本田=基点としての強さ+キープ力+動きの量+質
サイドに運動量と片方のキープ力や高さがあり、前線が高さも、裏へのスピードもあるので、3−4−3が出来る3人の組み合わせですね。
ペルー戦が、左右対称で、トップにスピードが無かったのに対し、こちらは、左右非対称で前線にスピードがあります。
ただ、当ブログ的には、フォーメーションは
李
岡崎 本田
長友 遠藤 長谷部 内田
今野 吉田 伊野波
川島
こうなると思っていたのですが、バックラインの並びだけですね。
違っていたのは。
管理人が吉田を真ん中にするのは、当然のことながら、3バックのサイドの選手が外に引き出された場合、高さが不足するということですよね。
そして、長友+今野の組み合わせ、伊野波と内田の組み合わせが慣れているからです。
あと、サイドの選手への対応だと、吉田では分が悪いと思いました。
後は、全て適材適所だったと思います。
3バックに関して、今野と伊野波というのは、まさに適任だと思っていて、守備における3バックの何が利点かというと、カウンター対策なわけです。
で、相手が前を向けない、ボールを前線に送ることが出来ない状況ではバックラインを押上げ、中盤をコンパクトにする。
これが出来ていましたし、中盤がコンパクトになっているから、相手ボールになった際に素早くチェックすることが出来ますので、再びボールを奪い返すことが出来たわけです。
バルセロナの守備が強いのと同じ理屈です。
そして、相手ディフェンスが前線にボールを送れる状態になった時の、伊野波と今野の対応の速さ(相手 FWより速く下がる)が、相手の攻撃の芽を確実に摘んでいました。
だから、チェコのカウンター攻撃が効かなかったわけです。
ミスはあったかもしれないけれども、基本的な守備力は高かったといって良いと思います。
一方、ピンチは、ビルドアップの際の連係ミスとか、些細なトラップミスとかが原因で、サイドの裏を突かれた時がピンチでした。
ただ、ピンチよりもチャンスが多かったことは確かだど思いますし、相手キーパーがチェフで無かったら、勝っていたと思います。
チェフといえば、試合の終盤に伊野波に変えて槙野を投入した後、再三、チェフからの直接のボールでピンチを迎えていましたが、あれは、伊野波と違って槙野の下がるタイミングが遅いために狙われたと思います。
その辺は、槙野選手はレベルアップして欲しいと思います。
そして、攻撃では、些細なトラップミスとか連係ミスが多かったわけですけど、これは慣れないシステムのせいもあったと思います。
前半、李のワンタッチの落としとかも、全く繋がらずに、軽いプレーのように見えましたが、後半は、それが繋がってきたので、その辺りはチームとしての成長かなと思います。
良くなったのは、本田が自由に動くようになったことと、李が裏へ抜ける動きを見せるようになったことにあります。
試合中に修正が効いたのも収穫ですし、ボランチの家長が意外と機能したのも収穫でした。
点は穫れませんでしたが、チェコのディフェンスは非常に優秀でしたので、内容的には悲観すべきでは無かったと思います。
いずれにしても、3−4−3はオプションなわけで、親善試合としては、とても有意義な試合だったと思います。
おそらく、ワールドカップ予選では、中東のカウンター対策として効果を発揮するでしょう。
text by
contemporary creation+
http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/
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