お待たせしました。韓国戦レポです。
10月12日(火) 20:00(現地時間)=20:00(日本時間) / 会場:ソウル(韓国)
韓国0 - 0日本
韓国
GK:
1チョン・ソンリョン
DF:
14イ・ジョンス
15ホン・ジョンホ
4チョ・ヨンヒョン
MF:
12イ・ヨンピョ(cap)
2チェ・ヒョジン→22 チャ・ドゥリ(後半37分)
8ユン・ピッカラム
23シン・ヒョンミン→16 キ・ソンヨン(後半0分)
20チェ・ソングッ→19 ヨム・ギフン(後半21分)→9 ユ・ビョンス(後半37分)
17イ・チョンヨン
FW:10パク・チュヨン
日本
GK:
21西川周作
DF:
3駒野友一→6 内田篤人(前半15分)
20栗原勇蔵
5長友佑都
MF:
7遠藤保仁→14 中村憲剛(後半40分)
15今野泰幸
17長谷部誠(cap)
FW:
8松井大輔→16 金崎夢生(後半33分)
12前田遼一
18本田圭佑
11香川真司→13 細貝萌(後半27分)
率直に言って、今回も非常に良いテストが出来たなという印象です。
まず、第一に、1トップ前田はありか?ということですが、機能性という面では、明らかに前回のアルゼンチン戦の方が上だったと思います。
なぜか?
それは、前田が裏に抜けるスピードが無いためです。
なので、ディフェンスラインや、中盤から相手ディフェンスの裏へ出すギリギリのボールというのが出せないわけです。
なので、相手ディフェンスを下がらせることが出来なかった。
これが、香川が機能しなくなった要因だと思います。
香川は、所謂裏へ抜けるスピードがあるタイプでは無いですね。松井もそうです。スピード自体はそこそこなんだけれども、クイックさとテクニックで、スペースを上手くつくことが可能な選手なわけです。
森本が居た時は、森本がラインコントロールしながら裏へ抜ける動きをして、実際にルーズボールに追いつくことが出来たために、相手守備にギャップが生まれていた。そこを上手く香川が突くことが出来た。香川は、クイックで技術があり、スペースの中へ入り込むと、ディフェンスは1枚では対応出来ません。
それゆえに、他にスペースが出来、そこを本田や他の選手が利用することが出来た。
それが、日本の攻撃がアルゼンチンやパラグアイでさえ止めることが出来なかった最大の要因です。
つまり、日本人の30メートルまでのスピードは、世界最速である+三浦カズから連綿と続くクイックでテクニックのあるサイドアタッカー=セカンドストライカータイプの組み合わせこそ、日本サッカーが世界で闘うための生命線である。ということだと思います。
これは、野球で言えば、1番イチローで、2番が西岡か青木、というカタチにとても近いわけです。イチローのスピードがあるが故に、2番バッターの技術とクイックさが活きるということでしょう。
もっとついでに言えば、3番松井で4番が本田って感じでしょうか。
思えば、僕が過去で一番強いと思った日本代表は、センターフォワード高原+左サイド=本山というカタチでした。
森本+香川という組み合わせは、それを凌駕する可能性を秘めていると思います。
さて、1トップは、前田より森本が良いというのが、当ブログの見解ですが、前田が使えない選手だと言うつもりはありません。実際、ザッケローニは、Jリーグの視察において、前田のポテンシャルに惚れたみたいです。それは、Jリーグ得点王であることからも理解出来ます。
ただ、僕はこの試合で、前田が本田と同タイプの選手であるということに気付いてしまいました。
ポストプレーが上手い+足元にボールをもらいたがる+スピードに欠けるがスタミナはある+ヘディングも強い+テクニックがある。
AB型であるところまで同じです。
そう、前田は、本田の代わりになることが出来る選手。
こういう事なのかなと思います。
その一方で、それまでは、本田と同タイプなのかな?と思っていた金崎選手ですが、本田と金崎は共存が可能ということが判明しました。
これは、この試合最大の収穫の一つですね。
それまでは、金崎か本田の2者択一なのかと思ってましたが、そうでは無かった。金崎は、スペースへ抜けるスピードがあるので、本田とのコンビでチャンスを作ることが充分に可能です。フィジカル的にも技術においても、まだまだどんどん伸びていくことも可能である。可能性は大いに開けている。
こう思います。
実際、4−3−3にした後に金崎投入で、金崎と本田のコンビで裏へ抜けるシーンがありましたが、あれは素晴らしい攻撃でした。ザッケローニも絶賛していたみたいです。当ブログも全く同じ見解です。
金崎の他には、平井が同じ役割の出来る選手であろうと思います。
それから、ディフェンスに関してですが、やはり、栗原と今野は黄金コンビになりそうです。栗原も「やりやすい」と言ってましたし、お互いの短所を消しながら長所を活かす、優れたコンビだと思います。
今後も、こうした優れた組み合わせを見つけていく必要があるだろうと思います。
とはいえ、今回の韓国は、まだまだチーム作りの途中であり、自らの目指す闘い方を押し通してきていて、日本の弱点を突く闘い方はしてこなかったわけです。
このメンバーでいえばやはり、U-19の時と同じように、ロングボールで高い選手を競らせるパワープレーで来ていたら、相当苦戦したことが予想されます。
そうなった場合には、サイドバックの一人を槙野にするとか、アンカーにトゥーリオを使うなどの対策が必要なんじゃないかと思います。
それから、左サイドバックに長友を使うなら、右サイドには、ゲームメイク出来るセンスと技術を持った人が欲しいので、細貝とか阿部とか長谷部とか、そういった選手を使う方が、当ブログは好みです
たとえば4-3-3であれば、今回のメンバーから選考すると
森本
香川 本田
遠藤 長谷部
トゥーリオ
長友 栗原 今野 細貝
川島
これだったら、相手がどんなメンバーであっても、自在に対応出来そうな気がします。
もちろん、相性がありますので、機能するかどうかは、やってみないと分らないですけど。。
ともかく、この2戦で、日本代表が、かなり強いということが、誰の目にも明らかになってきたのではないかと思います。
そして、まだまだこのチームには伸びしろがある。
日本サッカーの未来は開けている。
そう感じることの出来る2試合でした。
サッカーは、本当に進化した。
ちゃんと論理的に詰めれば、上手くいくのは、はっきりしています。
なので、サッカーだけでなく、日本のデザインについても、様々考えなくてはいけないと思ってます。
もうすぐ東京コレクションと東京デザイナーウィークが始まります。
当ブログ管理人も様々考えたいと思っております。
text by
contemporary creation+
http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/
東京 吉祥寺 大正通りのセレクトショップ (メンズ+レディース)です。
改装後店内写真です
国内外のデザイナーの究極の1点ものから、日常使いのリアルな定番まで
あり得ないほど高価な商品は、なんとか買えそうなプライスで、日常使いの商品は、素晴らしい質でもリアルなプライスでお届けするセレクトショップです。
サッカー関連
U-19アジア選手権 韓国戦に負けた日本の課題とは
ザックジャパン アルゼンチン戦詳細分析と日本サッカーの未来
ザッケローニ新監督の初陣!遂ににアルゼンチンから白星☆☆☆
ザックジャパンのメンバー発表と、日本代表予想スタメン
U-19アジア選手権のメンバーが決まったそうですが、期待の選手は??
アルベルト・ザッケローニ新監督についての質の高い議論を!
皆様、アルベルト・ザッケローニ新監督についてどう思いますか?
ヒロミジャパン2試合目 日本対グアテマラ
モチベーションが高かった『ヒロミジャパン』日本対パラグアイ
以下はファッション系
ファッション再生計画09『素適なので素敵』
ファッション再生計画08『非常識な常識を変えるデザインalgorithm project001』
ファッション再生計画07 『暑さを変えるデザインalgorithm project001』
ファッション再生計画06 『情報が立体になった服』
ファッション再生計画05『もう古いの計画』 を阻止せよ
ファッション再生計画04 良い服とは何か? 着たい服の条件
ファッション再生計画03人種と狩猟と宗教の起原と服の関係
ファッション再生計画02 『変身願望』からスタートする
ファッション再生計画01 人類は衣服と共に誕生した
最新記事
DRKSHDW by RICK OWENSのデニムジャケット
『アシメトリー フォーメーション S字 ジレ』
リックオーウェンスの傑作レザーコート
近年における最も重要なデザイナー、フセインチャラヤンのメンズハーフコート
H artinasal hand by..新作Tシャツ『 冤罪 白』
美し過ぎる!!DRIES VAN NOTEN 螺旋構造のワンピース
宝石を入れるガマグチがアクセサリー!!aiko szki
TAKIZAWA NARUMI 2010-11AWハーフコート(ロングジャケット)
これはカッコイイ!!JACK HENRY2010-11AWメンズコート